海の京都物語 第333話 綾部・奥丹波の山里で平飼い140日、黒峰シャモと「もみじの卵」が教えてくれる地鶏の滋味どす|日本酒YUTAKA(豊)

•

 海の京都物語も第333話を迎えたんどす。舞鶴の港町情緒、宮津の天橋立、伊根の舟屋……丹後の海沿いをめぐってきたこの連載どすけど、今日は少し山あいに入って、綾部市奥丹波の畜産文化をご紹介したいと思いますんえ。

 これまで綾部からは黒谷和紙やグンゼの歴史、志賀郷の生きた醤油なんかをお届けしてきましたけど、今回の主役は「黒峰シャモ」。奥丹波の山あいでじっくり育てられる、希少な地鶏どす。

🐓 奥丹波で育つ希少な地鶏「黒峰シャモ」

 綾部市奥丹波にある蓮ヶ峯農場では、日本で生まれた純国産鶏にこだわり、「奥丹波黒峰シャモ」を育てとります。希少な地鶏の中でも特に数が少ない、100%在来種の本地鶏どす。

 飼育密度は一般的な鶏舎の約10分の1という、ゆとりある平飼い。鶏本来の習性を尊重し、140日以上かけてじっくり育てることで、ストレスの少ない環境を整えとるんどす。

 飼料にもこだわりがあって、地域の耕種農家から購入した飼料用米と、遺伝子組み換えでない穀物を自家配合したものを与えとります。山あいの農場で、鶏たちがのびのびと歩き回る姿が目に浮かぶようどす。

🥚 もみじの平飼いたまごが教えてくれる滋味

 蓮ヶ峯農場(生産者:株式会社For youふぁーむ)では、「もみじの平飼いたまご」も生産しとります。平飼いならではのゆとりある環境で育った鶏が産む卵は、京都髙島屋京都店(四条河原町)や髙島屋洛西店でも取り扱われとるんどす。

 黄身の色濃い卵を割った瞬間、奥丹波の山里の空気がふわっと立ちのぼるような、そんな想像をしてしまう一品どす。

🍖 コクと旨みが詰まった地鶏料理

 黒峰シャモの肉は、コクがありながらあっさりとした良質な脂と、凝縮された旨味、そして歯ごたえの良さが特徴どす。

 商品ラインナップも豊富で、チキンフランクは農場のホームページから通信販売されとるほか、「朝じめ本地鶏 丸ごと一羽セット」や、軍鶏肉と鶏もつを使った「軍鶏のすき焼き鍋セット」なんかも用意されとります。

 すき焼き鍋でシャモ肉がじわりと火を通っていく様子を想像するだけで、山あいの農場から食卓までの物語が伝わってくるようどす。

📍行っ得メモ

・黒峰シャモ:「朝じめ本地鶏 丸ごと一羽セット」など、蓮ヶ峯農場のホームページから通信販売で購入可能
・もみじの平飼いたまご:6個入りなど、ふるさと納税サイトでも取り扱いあり
・卵の店頭販売:京都髙島屋京都店(四条河原町)、髙島屋洛西店でも取り扱い
・所在地は京都府綾部市奥丹波エリア(詳細な住所・見学可否は要確認、購入は通信販売が基本)

 山あいでゆったりと育つ地鶏が、丹波の風土をそのまま味わいに変えていく。綾部の畜産文化にふれてみて、ますますこの土地の奥深さを感じたんどす。

 軍鶏のすき焼き鍋にじっくり火を通した黒峰シャモの旨味には、純米大吟醸YUTAKAをぬる燗にして、ぽってりとした陶器のぐい呑みで合わせたいところどす。脂のコクを酒の米の甘みがやさしく包み込んで、山里の滋味をいっそう引き立ててくれますんえ。

ほな、また次回のお楽しみに。

これからもどうぞよろしくお願いします。

大吟醸KYOTO YUTAKAを見る/購入する

FAQ
Q. 黒峰シャモとはどんな鶏どすか?
A. 黒峰シャモは綾部市奥丹波の蓮ヶ峯農場で育てられる、希少な地鶏の中でも特に数が少ない100%在来種の本地鶏どす。一般的な鶏舎の約10分の1という、ゆとりある平飼いで140日以上かけてじっくり育てられ、コクがありながらあっさりとした良質な脂と、凝縮された旨味が特徴どす。

Q. もみじの平飼いたまごとは?
A. 蓮ヶ峯農場(生産者:株式会社For youふぁーむ)が生産する卵どす。ゆとりある平飼い環境で育った鶏が産む卵で、京都髙島屋京都店や髙島屋洛西店でも取り扱われとります。ふるさと納税の返礼品としても紹介されとるんどす。

Q. 黒峰シャモはどこで買えますか?
A. 蓮ヶ峯農場のホームページから、チキンフランクや「朝じめ本地鶏 丸ごと一羽セット」、「軍鶏のすき焼き鍋セット」などを通信販売で購入できますんえ。ふるさと納税サイトでも関連商品が紹介されとりますので、気になる方は検索してみとくれやす。

Q. YUTAKAと地鶏料理の合わせ方は?
A. 軍鶏のすき焼き鍋などコクのある地鶏料理には、純米大吟醸YUTAKAをぬる燗にして、陶器のぐい呑みで合わせるのがおすすめどす。お酒の米の甘みが脂のコクをやさしく包み込んで、山里で育った地鶏の滋味をいっそう引き立ててくれますんえ。

0件のコメント
ブログに戻る

コメントを残す

コメントは公開前に承認される必要があることにご注意ください。