海の京都物語 第367話 殿様も愛でた高台の庭、滝上公園で出会う秋の静けさどす|日本酒YUTAKA(豊)

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 海の京都物語も、おかげさんで第367話を迎えましたんどす。天橋立や元伊勢の神社仏閣、丹後の港町や由良の浜辺と、これまでいろんな宮津・丹後の表情をご紹介してきましたなあ。

 今日ご案内するんは、観光客の方はあんまり足を運ばはらへん、宮津の街なかにひっそりとある高台の公園どす。その名も「滝上公園」。地元の人には馴染み深い場所どすけど、さて、どんなところなんか、ちょっと覗いてみまひょ。

🌸藩主の別邸があったと伝わる高台

 滝上公園は、京都府宮津市字宮町の高台に広がる公園どす。江戸時代、ここには宮津藩主の別邸があったと伝わっとって、今もその名残を感じさせる静かな佇まいどす。

 現在は桜の名所としても知られとって、ソメイヨシノやヤエザクラ、オオシマザクラといった古木が植えられとります。春になると園内が一面桜色に染まるそうどすが、十月も半ばを過ぎた今は、葉がすっかり色づいて、風が吹くたびにはらはらと舞い落ちる静かな季節どす。

⚾グラウンドと展望台のある日常の公園

 公園の中には、ソフトボールができる広場も整備されとります。観光地というより、地元の方が日々使わはる、暮らしに根付いた公園という印象どす。トイレもきれいに整えられとって、散歩の途中にひと息つくのにちょうどええ場所どす。

 高台には展望台もあって、宮津湾を見渡せる眺めが広がっとります。遠くに広がる海の青と、秋空の澄んだ色とが重なって、しばらく足を止めとうなる景色どす。

🥾稜線歩きへと続く入口として

 滝上公園は、宮津湾を望む稜線歩きの道へとつながる入口のひとつにもなっとって、休日には軽い散策やハイキングで訪れはる方の姿も見かけますんえ。

 観光名所を巡るんとはまた違う、地元の暮らしの延長線上にあるような静かな時間。そんな過ごし方も、宮津らしい旅のひとつどすなあ。

🍂高台に吹く、宮津の秋風

 公園は朝8時から日没まで、年中無休で開いとって、入園は無料どす。駐車場は園内にはあらしまへんよって、お車の方は周辺の駐車場から歩いて向かわはるとよろしいどす。

 派手な観光スポットやあらしまへんけど、こういう何気ない高台にこそ、宮津の暮らしの秋が静かに息づいとる。そんなことを感じさせてくれる場所どす。

📍行っ得メモ

・所在地:京都府宮津市字宮町
・アクセス:京都丹後鉄道「宮津駅」から徒歩約25分、京都縦貫自動車道「宮津天橋立IC」から車で約10分
・開園時間:8時~日没(年中無休・入園無料、園内駐車場なし)

 観光ガイドにはそう大きく載らへんかもしれへんけど、こういう高台の公園にこそ、宮津で暮らす人らの季節の移ろいが詰まっとるんやなあと、しみじみ思いましたんどす。

 そんな静かな秋の高台を思い浮かべながら、夜はぬる燗にした純米大吟醸YUTAKA(豊)を、ちろりからぐい呑みへゆっくり注いでみますえ。口に含むと、ふわりと広がる米の甘みの奥に、すっと伸びるような淡い酸味。藩主が眺めたやもしれん庭の静けさと、どこか重なる味わいどす。

ほな、また次回のお楽しみに。

これからもどうぞよろしくお願いします。

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FAQ
Q. 滝上公園とはどんな公園どすか?
A. 滝上公園は京都府宮津市字宮町の高台にある公園どす。江戸時代には宮津藩主の別邸があったと伝わる場所で、今はソメイヨシノなど桜の古木やソフトボールができる広場、宮津湾を望む展望台が整備されとります。入園無料、朝8時から日没まで年中開いとります。

Q. 滝上公園へのアクセス方法は?
A. 京都丹後鉄道「宮津駅」から徒歩約25分どす。お車の場合は京都縦貫自動車道「宮津天橋立インターチェンジ」から約10分どすが、公園内に駐車場はあらしまへんので、周辺の駐車場をご利用いただいてから歩いて向かわはるのがおすすめどす。

Q. 滝上公園は桜の名所どすか?
A. へえ、滝上公園はソメイヨシノ、ヤエザクラ、オオシマザクラといった桜の古木が植わる、地元でも知られた花見どころどす。春には園内が一面桜色に染まるそうどすが、秋は葉が色づき、静かな高台の散歩道として楽しんでいただけますえ。

Q. 滝上公園の見どころは何どすか?
A. 宮津藩主の別邸があったと伝わる歴史に加え、宮津湾を見渡せる展望台からの眺めが見どころどす。稜線歩きの道へとつながる入口のひとつにもなっとって、観光地というより地元の暮らしに根付いた、静かな時間が流れる場所どす。

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