海の京都物語 第31話 🐟 鰤しゃぶ、実は宮津生まれなんどす
こんにちは、中の人どす🙋
「冬の丹後いうたら、鰤しゃぶってよう聞くけど、あれって元々どこの料理なん?」
友人にそう聞かれて、ちょっと得意げに答えました。
「実はあれ、宮津生まれの料理なんどすよ」🐟
🍲 誕生は、1978年の宮津どす
鰤しゃぶが生まれたのは、今から40年以上前、昭和53年(1978年)のこと。
当時、宮津の旅館組合青年部のメンバーが、「蟹と並ぶ、宮津ならではの冬の名物を作りたい」と、試行錯誤を重ねたそうどす。
そこで目をつけたのが、冬の丹後の名産品・寒鰤。
「せっかくの寒鰤を、いちばん美味しく食べられる方法は何やろ」と考え抜いた末に辿り着いたんが、しゃぶしゃぶという食べ方やったんどす。
「え、あの定番料理、発明された年まで分かってるんや」
友人、意外と歴史の浅い”伝統料理”に驚いてました。
🐡 出世魚やから、縁起もええんどす
鰤は、成長とともに名前が変わる出世魚。
丹後地方では「出世する」「大きく成長する」という縁起物として、お正月や誕生日などのお祝い事にも振る舞われてきたそうどす。
都会に出ていた子供が実家に帰ってきた日は、家族団欒で鰤しゃぶを囲むことも。
「開店祝いに鰤を一本持っていく、いう習慣もあるんやって」
友人にそう伝えると、「え、鰤一本!?」と目を丸くしてました。
🥩 素材そのものの旨みを、味わう食べ方
寒さ厳しい12月から2月頃、たっぷり脂を蓄えた鰤は「寒鰤」と呼ばれる旬の味覚。
素材そのものがしっかりとした旨みを持っているからこそ、しゃぶしゃぶという食べ方が引き立つんどす。
薄く引かれた鰤の身を、さっとお出汁にくぐらせる。
「余計な味付けをせえへんからこそ、鰤本来の甘みが分かるんやなぁ」
友人のその一言、鰤しゃぶの魅力をよう表してました。
📍 行っ得メモ
・鰤しゃぶが楽しめるのは、主に12月〜2月頃(寒鰤の旬)
・宮津市内の旅館や飲食店で、鰤しゃぶコースを提供しているお店が複数あり
・蟹料理と合わせて味わえるお店も多い
冬に宮津を訪れる機会があれば、ぜひ本場の鰤しゃぶを味わってみてください🍲
🍶 YUTAKAと楽しむ、寒鰤の旨みを引き立てる一杯
しゃぶしゃぶで引き立った鰤の甘みには、主張しすぎない澄んだ一杯がよう合います。
京都丹後・宮津の純米大吟醸 KYOTO YUTAKA。
寒い冬、家族や大切な人と鍋を囲む食卓に、この一本を添えてみてはいかがでしょうか。
商品ページはこちらからご覧いただけます → KYOTO YUTAKA 日本酒コレクション
https://kyotoyutaka.myshopify.com/collections/sake
宮津には、40年以上の歴史を持つ、生まれの分かった名物料理があります。
出世魚にあやかった、縁起の良い食文化があります。
そして、素材そのものの旨みを味わい尽くす、食べ方の知恵があります。
冬に宮津を訪れたら、ぜひ発祥の地で鰤しゃぶを味わってみてください。
きっと、いつもの鰤とは違う美味しさに出会えるはずどす🐟
そして今日も、YUTAKAを一杯🍶
みなさんは、実は発祥の地を知らずに食べてた料理、ありますか?よかったらコメントで教えてくださいね💬
ほな、また宮津でお会いしましょうなぁ🐟✨
京都 丹後