海の京都物語 第457話 浦嶋太郎はんが竜宮城へ旅立たはった、伊根の宇良神社で千二百年の伝説にそっと手ぇ合わせる話どす|日本酒YUTAKA(豊)

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 海の京都物語、457話まで来ましたなぁ。伊根の舟屋はもう何度もご紹介してきましたけど、今日はその舟屋の町並みから少し離れた本庄浜のお社を訪ねますえ。

 その名は「宇良神社」。浦嶋神社、浦島神社とも呼ばれるお社どす。

🐢 日本最古とも伝わる、浦嶋伝説の舞台どすえ

 宇良神社は天長2年(825年)の創建と伝わる古社どす。『丹後国風土記』に登場する浦嶋伝説の舞台とされとって、浦嶋太郎はんはこの地から竜宮城へ向かわはったと伝えられとりますんえ。

 子どもの頃に絵本で読んだあのお話の『出発地』が、実際にこうして今も残っとるて思うと、なんや胸がきゅっとしますなぁ。

🏛️ 国登録有形文化財の社殿どすえ

 境内奥には、北向きに建つ背の高い茅葺きの本殿がおす。棟には千木と堅魚木が乗って、丹後地方に分布する神明造系本殿の好例とされとります。この本殿、そして正面に建つ拝殿及び中殿は、どちらも国登録有形文化財(建造物)に指定されとります。

 拝殿及び中殿は、周囲を開放して高欄をめぐらせた割拝殿形式。要所には優れた彫刻が施されとって、明治期に中井権次はんが手がけはった作品やそうどすえ。

 千二百年もの間、海辺の集落の人たちに大切に守られてきた社殿なんやと思うと、木の一本一本に込められた祈りの重みを感じますんどす。

📍行っ得メモ

・名称:宇良神社(通称:浦嶋神社/浦島神社)
・所在地:京都府与謝郡伊根町字本庄浜
・文化財:宇良神社本殿・宇良神社拝殿及び中殿(いずれも国登録有形文化財)
・由緒:天長2年(825年)創建と伝わる、浦嶋伝説発祥の地

 舟屋の町並みを見た後は、ぜひこの宇良神社にも足を延ばしてみておくれやす。伝説の『出発地』で手ぇ合わせたら、伊根の旅がまたひとつ深まりますえ。

 参拝の後は、竜宮城の宴に思いを馳せながらYUTAKAを一杯。ワイングラスにゆらりと注いだ純米大吟醸は、まるで竜宮の乙姫さんにもてなされとるような、華やかで澄んだ香りどすんえ。

ほな、また次回のお楽しみに。

これからもどうぞよろしくお願いします。

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FAQ
Q. 宇良神社はどこにありますか?
A. 京都府与謝郡伊根町字本庄浜にあります。伊根の舟屋の町並みから少し足を延ばした場所に鎮まる古社どすえ。

Q. 宇良神社と浦嶋伝説の関係は?
A. 『丹後国風土記』に登場する浦嶋伝説の舞台とされ、浦嶋太郎はんがこの地から竜宮城へ向かわはったと伝わっとります。日本最古の浦嶋伝説の地のひとつとも紹介されとります。

Q. 宇良神社に文化財はありますか?
A. 本殿と拝殿及び中殿が、いずれも国登録有形文化財(建造物)に指定されとります。本殿は神明造系、拝殿及び中殿には明治期の彫刻が施されとります。

Q. 参拝後にYUTAKAはどう楽しめますか?
A. ワイングラスに注いで、竜宮城の宴に思いを馳せながらいただくのがおすすめどす。純米大吟醸の華やかな香りが、伝説の余韻とようお似合いどすえ。

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