海の京都物語 第50話 ✨ 伊根の夜は、空がいちばんのご馳走なんどす
こんばんは、「中の人」どす。🌙
おかげさまで、この「海の京都物語」も——なんと第50話。ぱちぱちぱち👏 いつも読んでくれはって、ほんまにおおきに。節目やし、今日はちょっと特別な話をさせてもらいますえ。
これまで舟屋やら岩牡蠣やらお祭りやら、昼の伊根ばっかり紹介してきましたけどな。実はいちばん心が震えるんは、日が沈んだ「そのあと」なんどす。🌌
伊根はな、漁師町やさかい、余計な灯りがほとんど無いんどす。コンビニのまぶしい看板も、大きなネオンもあらへん。せやから、日が落ちて舟屋の窓明かりがぽつり、ぽつりと灯る頃になると——空の色がすうっと藍色から墨色に変わって、気ぃついたら頭の上いっぱいに星が降ってくるんどす。✨✨
湾がびっくりするほど静かでな。波の音も「ちゃぷん…ちゃぷん…」て、ほんまに小さい。その黒い水面に、星がちらちら映り込んで、上を見ても下を見ても星、みたいな夜があるんどす。天の川が舟屋の屋根の上をまたいでいく晩なんか、もう言葉になりまへん。🌊⭐
青島がぽっかり黒い影になって、湾をそっと囲んでる。その静けさの中に立ってるとな、江戸の昔からこの町の人らも、漁から帰って同じ星を見上げてはったんやろなあ…て、なんや胸がじーんとしますえ。😌
昼はカメラを構える観光の人でにぎやかな舟屋も、夜はまるで別世界。地元の人と、泊まりで来はった人だけがそっと味わえる、伊根の”かくれたご褒美”どす。星を見に来るためだけに、もう一泊——そんな贅沢、たまにはよろしおすえ。🌠
そんな満天の星の下で、こっそり味わってほしいのが——そう、YUTAKAどす。🍶✨
YUTAKAを一杯
第50話の夜はいつもとちょっと趣向を変えて。「星見ロック」はいかがどすか。🥃
大ぶりのグラスに、まぁるい丸氷をひとつ、ことん。そこへ純米大吟醸「YUTAKA」を静かに注いでおくれやす。氷がゆっくり溶けて、香りがふわっとほどけていく——冷酒でもぬる燗でもソーダ割りでもない、時間をかけて表情が変わっていく大人の”月見酒どす。🌕
肴はな、火も包丁もいらん燻製ものを合わせておくれやす。スモークサーモン、燻製ナッツ、ちょっとええスモークチーズ。この香ばしいスモーキーさが、YUTAKAの澄んだ甘みと星空みたいにきらきら響き合うんどす。✨🧀🥜
舟屋の宿のベランダでも、ご自宅のベランダでも。灯りをすっと落として、丸氷のからんと鳴る音を聞きながら、ゆっくり空を見上げる。それだけで、伊根の夜があなたの手の中に降りてきますえ。🌌🍶
節目の第50話。今夜は、星と一杯のYUTAKAで乾杯しまひょ。おおきに。🥂
京都 丹後