海の京都物語 第510話 間人の浜に鬼封じ、高さ20mの立岩どすえ|日本酒YUTAKA(豊)
海の京都物語も、はや509話を数えさせてもろうてますんや。久美浜の夜灯台や丹後ちりめんの機屋はんから酒蔵はんの蔵元まで、京丹後のあちこちをぎょうさん巡ってきましたけど、今日は丹後町間人(たいざ)の海辺に目え向けとくれやす。
間人ガニで名高いこの浜には、実はもうひとつ、知る人ぞ知る奇岩が立っとるんどす。その名も「立岩」。今日はこの迫力満点の一枚岩と、そこに封じられたという鬼の伝説を紐解いていきまひょ。
🪨 高さ20メートルの柱状の一枚岩
立岩は京丹後市丹後町間人の後ヶ浜海岸にそそり立つ、高さ約20メートルの巨大な一枚岩どす。柱状節理と呼ばれる柱のような岩肌が自然にできたもので、全国でも珍しい姿やと言われてますんや(岩の種類は資料により記述が分かれ要確認どす)。
岩は陸繋砂州(トンボロ)によって陸地とつながっとって、波打ち際まで歩いて近づける近さも魅力どす。海からそそり立つ姿はまるで石柱のようで、初めて見る人は息を呑まはるんやとか。
👹 麻呂子親王、鬼封じの言い伝え
この立岩には、用明天皇の后であらはった間人皇后の第三皇子・麻呂子親王が鬼退治をしたという伝説が残っとります。天から降りてきたこの岩に、親王が鬼を閉じ込めはったと伝わっとるんどす。
風が強うて波の高い夜には、岩の中から鬼のうなり声のような音が聞こえるんやと、地元では言い伝えられとります。ゴーゴーと響く波音を聞きながら浜に立つと、ほんまに古うからの言い伝えが胸に迫ってきますんやで。
🌊 後ヶ浜に広がる日本海の絶景
立岩のある後ヶ浜は、日本海の群青と柱状の岩肌が織りなす対照的な景色が見事な浜どす。近くには後ヶ浜園地やキャンプ場もあって、車を停めてのんびり景色を楽しむ人もぎょうさんいはります。
夕暮れ時には岩のシルエットが海に浮かび上がり、昼間とはまた違う荘厳な表情を見せてくれますんや。間人の浜辺を訪れはったら、ぜひこの立岩にも足を延ばしてみとくれやす。
📍行っ得メモ
・アクセス:京都丹後鉄道宮豊線峰山駅から丹後海陸交通バス間人方面行きで約30分、最寄りの停留所から徒歩5分ほどどす
・駐車場:後ヶ浜園地の近くに無料駐車場があり、台数には限りがありますので早めの時間がおすすめどす
・楽しみ方:柱状の岩肌や陸繋砂州を間近で眺められるほか、荒天の夜には「鬼の声」と伝わる波音にも耳を澄ませてみとくれやす
二十メートルもの一枚岩に鬼を封じ込めたという、スケールの大きい言い伝えどす。地形の成り立ちと人の想像力が重なり合うて、一つの景色がぎょうさんの物語を抱えとるんやなぁと思わされますわ。
そんな荒々しい海の景色を眺めながら味おうてほしいのが、純米大吟醸YUTAKAどす。よう冷やしたガラスの酒器に注いで、キリッとした口当たりを波音と一緒に楽しんどくれやす。磯の香り漂う肴と合わせたら、立岩の荒々しさと酒の涼やかな甘みが、ええ対比になって喉を通っていきますんやで。
ほな、また次回のお楽しみに。
これからもどうぞよろしくお願いします。
FAQ
Q. 立岩はどこにある奇岩どすか?
A. 京丹後市丹後町間人(たいざ)の後ヶ浜海岸にある奇岩どす。京都丹後鉄道峰山駅からバスで約30分のところにあって、間人ガニで知られる浜のすぐそばに、どっしりとそそり立つ日本海の名所どすえ。
Q. 立岩の高さはどれくらいどすか?
A. 高さは約20メートルと伝えられる巨大な一枚岩どす。柱状節理と呼ばれる柱のような岩肌が自然にできたもので、陸繋砂州によって陸地とつながっとるため、波打ち際近くまで歩いて近づけますんやで。
Q. 鬼封じの伝説とはどんな話どすか?
A. 用明天皇の后・間人皇后の第三皇子である麻呂子親王が、この地で鬼退治をしたという言い伝えが残っとります。天から降りてきた岩に鬼を封じ込めたとされ、荒天の夜には鬼のうなり声のような音が聞こえるとも伝わってますんや。
Q. 立岩へのアクセス方法を教えて?
A. 京都丹後鉄道宮豊線の峰山駅から丹後海陸交通バスの間人方面行きに乗って約30分、最寄りの停留所から徒歩5分ほどどす。車の場合は後ヶ浜園地近くに無料の駐車場もありますさかい、ぜひご利用しとくれやす。
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