海の京都物語 第58話 ⛩ 与謝野の出雲さんで、ええ縁を結んでもろたんどす|日本酒YUTAKA(豊)
YUTAKAオンラインショップの中の人どす。
海の京都・与謝野町シリーズ。
みなさん、良いご縁、結ばれてますか😊 今日はちょっと特別な場所へご案内どす。与謝野町の山あいにね、「与謝野やのに、なんで出雲大社?」て思わず二度見してしまう神社があるんどす⛩✨ その名も出雲大社与謝分祠(いずもおおやしろ よさぶんし)。もとは「出雲大社巌分祠(いわおぶんし)」て呼ばれてましたんやけど、2020年の春に今のお名前にかわったんどす。
お祀りされているのは、縁結びの神さまとして名高い大国主大神(だいこくさま)。約2万坪ていう、それはそれは広ーい境内にね、朱塗りの柱もまぶしい貴宝殿が凛と建ってはります🌸 この鮮やかな朱色を見た瞬間、背筋がしゃんとしますえ。恋のご縁だけやのうて、人と人、仕事や土地とのご縁まで——ぜんぶまあるく結んでくれはる、ありがたい神さまなんどす🙏
そしてこの分祠、忘れたらあかんのが御神水どす💧 白雲宮の神山からこんこんと湧き出るお水で、昔から「病気平癒・長寿にご利益」て、全国から汲みにきはる方が絶えへんのやとか。お札所で水栓の鍵を借りて、ペットボトルにそーっと頂く。冷たぁて、澄んでて、ひとくち含むと体の芯まで清められるみたいどす✨
冬の分祠はまた格別どすえ⛄ 正月三が日には約7000人もの人でにぎわうて聞きますけど、私が好きなんは、そのあとの静けさが戻った節分から立春にかけての頃どす。節分大祭では豆まきがあって、「立春大吉」のお札を頂ける。鬼はそと、福はうち——季節がくるりと入れ替わる、この境目の空気がなんともよろしおす🌱
節分いうたら、丹後には忘れたらあかん郷土の味がありますやろ。そう、丹後のばら寿司……ではなく、今日はさばの恵方巻きどす🍣 丹後の海は昔からさばがようけ獲れてね、甘辛う炊いた「さばのおぼろ」は丹後人のハレの日の味。それを海苔でくるりと巻いて、その年の恵方を向いて、願いごとしながら無言でがぶり。福を切らさへんように、丸ごと一本いただくんどす(ちなみに2027年の恵方は北北西どすえ📍)。
朱塗りの社、澄んだ御神水、豆まきの声、ふたりで頬張る恵方巻き——ぜんぶ「ええ縁を結びたい」て願う気持ちでつながってる。そんな一日の締めくくりに、そっと寄り添う一杯があるんどす🍶
🍶 YUTAKAを一杯 ~ふたりで、立春の「結び酒」~
節分の夜、ええ縁を願うたあとは、雪冷え(5℃)に冷やしたYUTAKA(豊)を、朱塗りの盃(酒器)でどうぞ。分祠の貴宝殿を思わせる、あの鮮やかな朱色の盃に注ぐと、澄んだお酒がぱっと映えて、それはもう縁起のよろしいこと✨ 京都丹後産・山田錦を100%使うたYUTAKAは、キリッと冷やすと綺麗な旨みが立って、さばの恵方巻きの甘辛いおぼろにもぴったり寄り添うてくれるんどす🍣
これを、恋人どうし、あるいはご夫婦で、盃をひとつずつ持って——今年一年のええ縁を願いながら、ちいさく乾杯。片方が恵方(北北西)を向いて無言で恵方巻きを頬張る間、もう片方はそっと見守る。食べ終わったら「今年もよろしゅうね」て、朱の盃をこつん。立春は暦の上の新しい年のはじまり。ふたりの縁を結び直す、「結び酒」どす🌱🍶
ほな、また次回の与謝野町コラムでお会いしましょう🍶✨
これからもどうぞよろしくお願いします。
京都 丹後