与謝野町立古墳公園と蛭子山古墳|古代丹後王国をめぐる冬旅|日本酒YUTAKA(豊) 海の京都物語 第56話
YUTAKAオンラインショップの中の人どす。
海の京都・与謝野町シリーズ、第6弾どす🏺
第51話からお届けしてきた与謝野町の旅も、いよいよ深まる冬。
今回はぐっと時間を巻き戻して、なんと1600年前の丹後へ——
「与謝野町立古墳公園」を訪ねてみたんどす😊
🏺 大江山を望む丘に、1600年前の王国があるんどす
野田川のほとり、なだらかな大江山連峰を背にした小高い丘。
ここに、日本海地域屈指の大型古墳・国史跡「蛭子山(えびすやま)古墳」と「作山(つくりやま)古墳」を、築造当時の姿に復元整備した古代歴史公園があるんどす。
蛭子山1号墳は、全長なんと 145メートル の巨大な前方後円墳。 4世紀中頃(古墳時代前期後半) に、葺石(ふきいし)と約600体もの埴輪をまとって築かれた、堂々たる王のお墓どす。
京丹後の網野銚子山古墳(198〜201mで日本海側最大)、神明山古墳(190m)と並んで「日本海三大古墳」のひとつに数えられているんどす ✨
谷をひとつ隔てた作山(つくりやま)古墳群は、前方後円墳1基・円墳2基・方墳2基の計5基。西から東へ5号墳・1号墳・2号墳・3号墳・4号墳と並び、 円墳・方墳・前方後円墳という代表的なかたちがひとつの丘にそろい踏み。葺石と埴輪で当時の姿がよみがえっていて、 まるでタイムスリップしたみたいなんどす。
🏺 埴輪に見送られて、王の丘へ
円墳の頂に立って、ぐるりと見わたすと——
のどかな加悦谷の田んぼと、遠くにおだやかな大江山。
1600年前、ここに確かに文明があって、王がこの景色を見ていた……そう思うと、なんだか胸がじーんとするんどす。
冬晴れの日は空気が澄んで、遠くの山なみまでくっきり。
足もとの霜を踏みしめながら歩く古代の丘は、静かで、凛としていて、ほんまに贅沢な時間どす😊
🏺 はにわ資料館で、丹後王国のロマンに触れるんどす
公園に併設された「はにわ資料館」 には、町内の古墳から出土した本物の埴輪や土器、装飾品がずらり。
勾玉(まがたま)づくりの体験(有料)もできて、 お子さんも大人も夢中になれるんどす。
ガラスや鉄でも栄えた古代丹後——「原丹後王国」とも呼ばれるこの地 の底力を、肌で感じられる場所どす🏺✨
⛄ 冬至(とうじ)の丹後は、ごちそうの季節どす
訪れたのは、ちょうど二十四節気の「冬至」のころ。一年でいちばん夜が長く、この日を境に日脚が伸びていく「一陽来復(いちようらいふく)」の節目どす。悪いことが去り、良いことが巡ってくる—— なんとも縁起のええ日なんどす😊
そして冬の丹後といえば、脂ののった「寒ぶり」!
「日本三大鰤漁場」は、富山県氷見市、長崎県の五島列島、そして京都府伊根町。 その伊根や宮津で水揚げされる丹後の寒ぶりは、まさに冬の王様どす。
古墳めぐりで冷えたからだには、ことこと煮込んだ熱々の「ぶり大根」がしみわたるんどす🐟
🍶 YUTAKAを一杯
冬至の夕暮れ、おじいちゃん・おばあちゃん、お父さんお母さん、そして子どもたち——
家族三世代で食卓を囲む、あったかい時間。
そんな日は、埴輪や土器を思わせる 素焼きのぐい呑み(かわらけ) に、純米大吟醸YUTAKAをそっと注いでみておくれやす。
つやつやの白磁でも、切子でもなく、あえて土の質感の器で。
1600年前の丹後の民も、こんな素焼きの器で豊穣を祝ったんやろか——そんな古代ロマンに思いを馳せながらの一杯どす🏺
温度は、冷やしすぎず15℃くらいの「常温よりほんのりひんやり」。
YUTAKAのふくよかな旨みと、ぶり大根の脂・だしのしみた大根がとろけあって、それはもう極上どす。
大人はYUTAKAで、お子さんは丹後産のお米で炊いたごはんで、みんなで「一陽来復」に乾杯🍶✨
長い夜を、大切な人と、ゆっくりと。
太陽がまた力を取り戻すように、YUTAKAの一杯が、新しい一年の福を運んでくれますように。
ほな、また次回の与謝野町コラムでお会いしましょう🏺🍶✨
これからもどうぞよろしくお願いします。
京都 丹後