海の京都物語 第272話 由良川の河川敷にひっそり咲く、あやべ由良川花庭園どす、十数種類のコスモスが秋風にゆれる憩いの園どすえ|日本酒YUTAKA(豊)
海の京都物語、気ぃついたらもう二百七十二話どす。綾部市はこれまで上林の山里から黒谷の和紙の里、由良川のほとりの史跡まで、いろんな顔を見せてくれはりましたなあ。きょうは秋の由良川、その河川敷にひっそり広がる花の庭をたずねてみとうおす。
訪ねるのは、綾部市青野町東吉美前にある「由良川花庭園」どす。市民の憩いの場として親しまれてきたこの庭は、ちょうど今の時季、十月の由良川河川敷がいちばん華やぐ季節を迎えとるところどすえ。
🌸由良川のほとりに広がる花の庭
由良川花庭園は、綾部市青野町東吉美前の由良川河川敷に整備された花の園どす。JR山陰線・綾部駅から東へ徒歩二十分、あやバスなら「白瀬橋南(由良川花庭園)」バス停から歩いてすぐの場所にありますんえ。
入園は無料、駐車場も備わっとって、年中いつでも気軽に訪ねられる市民の憩いの場どす。春には由良川花壇展、秋にはコスモスまつりが開かれて、季節ごとに違う花の表情を見せてくれますんやで。
🌼十数種類のコスモスが揺れる十月
秋のコスモスまつりは例年十月中旬から下旬にかけて見頃を迎え、十数種類もの色とりどりのコスモスが河川敷いっぱいに咲き誇ります。花の管理は公益社団法人綾部市シルバー人材センターのみなさんが担うてはるそうどす。
由良川の水面を渡る風に吹かれて、ピンクや白、赤紫のコスモスがいっせいにゆれる様子は、まさに秋そのものどす。河原の土手に立って見渡せば、遠く山なみを借景に、花の波がどこまでも続いとるように見えますんえ。
🕊コスモスに込められた平和の願い
このコスモスまつりは、ただ花を楽しむだけやのうて、身近なところから快適な環境づくりへの意識を高めつつ、綾部市が定める「平和と環境の日」の意義を確かめおうことを目的に開かれとるんどす。
一輪いちりんのコスモスには、そないな静かな願いが込められとるんやなあと思うたら、河原を渡る風もまたひときわ優しく感じられますんえ。
🚶犬連れも歩ける、川べりのひととき
園内にはトイレも設けられ、ペット同伴でも歩ける河川敷の遊歩道は、朝夕には地元の方の散歩道にもなっとるようどす。入園料も駐車場代もかからんのに、こないに豊かな秋景色に出会えるんは、ほんまにありがたいことどすなあ。
由良川は綾部のあちこちで表情を変える川どすが、青野町のこのあたりは川幅もゆったりとして流れも穏やかどす。コスモスの向こうに川面がきらめく景色は、海の京都の奥座敷ならではの、静かな秋のひとこまどすえ。
📍行っ得メモ
・アクセス:JR山陰線「綾部」駅から東へ徒歩約20分、あやバス「白瀬橋南(由良川花庭園)」バス停から徒歩約3分
・駐車場・入園料:ともに無料
・見頃:秋のコスモスは10月中旬〜下旬ごろ、春は由良川花壇展も開催
・ひとこと:トイレありでペット同伴もOK、朝夕の散歩にもぴったりどす
由良川の瀬音を聞きながら歩く花の道は、賑やかな観光地とはまた違う、綾部らしいしずかな秋の楽しみ方やなあと感じましたんどす。来年も、また違う季節にこの河川敷をたずねてみとうおす。
河原を渡る風がひんやりしてきたこの時季には、YUTAKAをちいとぬる燗で、ぐい呑みにゆっくり注いでいただくのがよろしおす。コスモスの淡い甘さに似た、ふくよかな米の旨みがじんわり広がって、秋の夕暮れにようお似合いどすえ。
ほな、また次回のお楽しみに。
これからもどうぞよろしくお願いします。
FAQ
Q. 由良川花庭園はどこにあるんどす?
A. 由良川花庭園は綾部市青野町東吉美前にある、由良川の河川敷に整備された花の庭どす。JR綾部駅から東へ徒歩約20分、あやバスの「白瀬橋南(由良川花庭園)」バス停からやと徒歩約3分で着きますんえ。入園は無料、駐車場もありますさかい、気軽に足を運んでみておくれやす。
Q. コスモスまつりはいつ見頃どす?
A. 例年、秋のコスモスまつりは10月中旬から下旬にかけてが見頃どす。河川敷いっぱいに十数種類もの色とりどりのコスモスが咲き誇って、由良川の風にゆれる様子はまさに秋そのものどすえ。春には由良川花壇展も開かれますんどす。
Q. 散策のあとYUTAKAはどう楽しむのがええどす?
A. 河原を渡る風がひんやりしてきた季節どすさかい、YUTAKAはちいとぬる燗にして、ぐい呑みでゆっくり味わうのがおすすめどす。コスモスの淡い甘さに似た、ふくよかな米の旨みが体にじんわり染みわたりますえ。
Q. コスモスまつりの由来はなんどす?
A. 由良川花庭園のコスモスまつりは、身近な環境づくりへの意識を高めるとともに、綾部市が定める「平和と環境の日」の意義を確かめおうことを目的に開かれとるんどす。花を愛でながら、静かに平和への願いを重ねる秋のお祭りどすえ。
京都 丹後