海の京都物語 第279話 断崖絶壁の磯に澄んだ海、蒲入のカマヤ海岸どす、京都の自然200選に選ばれた丹後半島いちの絶景を訪ねてきましたんえ|日本酒YUTAKA(豊)
海の京都物語、伊根町編もずいぶん重ねてきましたんどす。舟屋の町並みに徐福はんの伝説、龍穴の言い伝えから宿坊の一夜まで、伊根湾のまわりをあちこち巡ってきましたんやけど、今回はちょっと足を延ばして、湾の外側、丹後半島のてっぺんへ向かいますえ。
向かう先は蒲入(かまにゅう)いう集落、そのさらに先に続くカマヤ海岸どす。伊根湾のおだやかな景色とはうってかわって、断崖絶壁が日本海にそそり立つ、ちょっと荒々しい秋の丹後をお見せしますんえ。
🌊 蒲入から経ヶ岬まで続く断崖絶壁どす
伊根町字蒲入地内に広がるカマヤ海岸は、丹後半島の最も北、蒲入から経ヶ岬まで約三キロにわたって断崖絶壁のリアス式海岸が連なる景勝地どす。丹後天橋立大江山国定公園の一部にも指定されとりますんえ。
国道178号、丹後半島一周道路を車で走ると、山の緑と切り立つ岩肌が途切れることのう続いて、窓の外にはどこまでも深い藍色の日本海が広がりますんどす。
💎 京都の自然200選にも選ばれた澄んだ海どす
カマヤ海岸は「京都の自然200選」にも選ばれてはる景勝地どす。付近の海は海底が見えるくらい澄んどって、丹後半島ならではの透明度の高さが自慢どすえ。
秋めいた風が吹き始めたこの時季、傾いた陽の光が海面にきらきら反射して、崖の上から見下ろすと、どこまでも続く深い青がまるで一枚の絵のようどした。
👀 海抜百メートル、蒲入展望所からの大パノラマどすえ
カマヤ海岸を見下ろす蒲入展望所は海抜百メートルを超える高さにあって、入口から階段を上ると中間地点と最上部に、それぞれ展望ポイントがありますんどす。
少し車を走らせたとこにある蒲入ロードパークからも、入り組んだ海岸線が一望できますんえ。どちらからの眺めもそれぞれに見応えがあって、見比べてみるのもおもしろおすえ。
📍行っ得メモ
・アクセス:国道178号(丹後半島一周道路)沿い、伊根町字蒲入地内
・問い合わせ:伊根町観光協会 0772-32-0277(9:00〜17:00)
・ひとこと:蒲入展望所と蒲入ロードパーク、両方立ち寄って見比べるのもおすすめどすえ
伊根湾の舟屋を見た帰りに、ちょっと足を延ばすだけでこないに表情の違う海に出会えるんが、丹後半島のおもしろいとこどす。断崖の上に立って、ただただ海を眺めとるだけで、心の中の忙しないもんがすうっと抜けていきましたんどすえ。
崖の上で浴びた潮風の余韻は、切子のグラスに冷やしたYUTAKAを注いでそのまま持ち帰りますんどす。きりっと澄んだ喉越しが、海を眺めたあとの静けさによう合うて、ひと口ごとに秋の夕暮れがゆっくり沈んでいくような、そんな一杯どした。
ほな、また次回のお楽しみに。
これからもどうぞよろしくお願いします。
FAQ
Q. カマヤ海岸はどこにありますか?
A. 伊根町字蒲入地内、丹後半島の最も北にある海岸どす。蒲入から経ヶ岬まで約三キロにわたって断崖絶壁のリアス式海岸が続き、丹後天橋立大江山国定公園の一部にも指定されとります。車なら国道178号の丹後半島一周道路沿いからアクセスできますえ。
Q. 京都の自然200選とはなんどすか?
A. 京都府内の優れた自然景観を選定した取り組みのひとつどす。カマヤ海岸もその一つに選ばれてはって、海底が見えるくらい澄んだ海と断崖絶壁が織りなす景観が評価されとるようどすえ。
Q. 蒲入展望所にはどうやって行けますか?
A. 入口にトイレがあって、そこから階段を上ると中間地点と最上部にそれぞれ展望ポイントが現れますんどす。海抜百メートルを超える高さから、カマヤ海岸の断崖と日本海を一望できますえ。
Q. YUTAKAはどんな場面で飲むのがおすすめどすか?
A. 断崖の景色をぼーっと眺めたあとの、静かなひとときによう合いますんどす。きりっと冷やしてすっきり呑むもよし、器を替えてゆったり味わうもよし、海を眺めながらの一杯は格別どすえ。
京都 丹後