海の京都物語 第381話 閉校した小学校の校舎がよみがえったんどす、綾部の里山で米作りも石窯パン作りも愉しめるんやで|日本酒YUTAKA(豊)
「海の京都物語」、気ぃついたら第381話まで来てしもたんえ。舞鶴・宮津・伊根・京丹後・福知山、そして綾部とあちこち巡ってきましたが、今日はまた綾部に戻って、ちょっと変わった里山のスポットを覗いてみよごとなったんどす。
今回訪ねるんは、グンゼの創業地としても知られる綾部市の、鍛治屋町いう山あいの集落。かつて子どもらの声が響いとった小学校の校舎が、今は里山の恵みを伝える交流拠点に生まれ変わっとるんどす。
🏫 廃校がよみがえった、綾部市里山交流研修センター
正式には「綾部市里山交流研修センター」、地元では親しみを込めて「里山ねっと・あやべ」と呼ばれとります。住所は京都府綾部市鍛治屋町茅倉9。閉校になった小学校の校舎を活用して整備された施設で、NPO法人 里山ねっと・あやべが指定管理者として運営をしてはるんどす。
環境省の里山ナビの資料にも、この地域(豊里西地区)での取り組みとして、地元住民の皆さんやグンゼ株式会社とも連携しながら、里山の自然や人の知恵を活かした交流・体験プログラムを続けてきたことが記されとります。学校がなくなっても、そこに通うてた人らの思い出ごと、新しい形で受け継がれとる場所やなと感じるえ。
🌾 米作り塾に石窯パン作り、里山の恵みを体で覚える
施設でいちばんの楽しみは、やっぱり農業体験どす。「米作り塾」や「そば塾」など、田植えから稲刈り、そば打ちまで一年を通して里山の農作業を体験できる講座が開かれとって、都会からの参加者も多いそうえ。食の安全や大切さを伝える食育プログラムも行われとるようどす。
敷地内には「とよさと石窯ゆめ工房」という石窯があって、ここでは石窯パン教室も開催されとります。薪をくべてじっくり焼き上げるパンの香りが、山あいの風に乗って漂うんやろなと想像するだけで、ちょっと行ってみとうなるえ。
🏠 幸喜山荘と森もりホール、泊まって里山に浸る
施設は大きく分けて、研修室や宿泊室のある「里山交流館」、古民家風のたたずまいの「幸喜山荘」、地元産の木材をふんだんに使った「森もりホール」(こちらは旧体育館を活かして整備されたもんどす)、それに野外調理体験施設で構成されとります。
宿泊は素泊まりで4名以上からの受け入れ、一般3,850円、高校生以下3,080円、4歳から小学生までは2,310円、3歳以下は無料という案内どす(要事前予約、料金は変更になる場合もあるそうなので訪ねる前に確認してもらいたいえ)。合宿や研修はもちろん、森もりホールでは音楽会のようなイベントも開かれることがあるそうどす。
🚌 かじやバス停からすぐ、綾部駅からあやバスでのんびり
アクセスはJR山陰本線・綾部駅から、あやバス西坂線に乗って「かじや(里山交流研修センター前)」下車すぐ。車やと国道27号の「味方」交差点から丹波大橋を渡って北へ向こうルートで、駐車場はマイクロバス2台分と乗用車30台分が無料で用意されとります。
受付時間は9時から17時まで、定休日は火曜日(祝日の場合は翌日)と年末年始。貸館や宿泊、体験プログラムはいずれも事前の相談・予約が必要なので、気になる方はまず電話(0773-47-0040)で問い合わせてみてなんせ。
📍行っ得メモ
・住所は京都府綾部市鍛治屋町茅倉9、JR綾部駅からあやバス西坂線「かじや」下車すぐ
・米作り塾やそば塾、とよさと石窯ゆめ工房での石窯パン教室など農業体験が充実
・宿泊は幸喜山荘などで素泊まり4名以上から、一般3,850円(要事前予約、料金は要確認)
・定休日は火曜(祝日の場合翌日)と年末年始、受付は9時から17時まで
・問い合わせはNPO法人 里山ねっと・あやべ(電話0773-47-0040)まで
廃校て聞くと、ちょっと寂しい響きがするもんどすが、ここはむしろ逆どす。子どもらが卒業していった校舎が、今度は大人も子どもも一緒になって田んぼに入ったり、石窯でパンを焼いたりする学び舎に変わっとる。綾部いう土地の、里山と人とのつながりを大事にする気風が、ぎゅっと詰まった場所やと思うえ。
そんな里山の一日の終わりには、純米大吟醸YUTAKAをぬる燗でいただくのがよろしおす。石窯で焼いた香ばしいパンや、地元のお米で炊いたご飯のお供に、ぐい呑みでちびりちびりと。綾部の山の空気と、じんわり広がる米の旨みが、お酒の中でひとつになるような、そんな晩酌どす。
ほな、また次回のお楽しみに。
これからもどうぞよろしくお願いします。
FAQ
Q. 里山ねっと・あやべってどんな施設どすか?
A. 正式には綾部市里山交流研修センターといい、閉校になった小学校の校舎を活かして整備された交流拠点どす。NPO法人 里山ねっと・あやべが指定管理者として運営し、地元住民やグンゼ株式会社とも連携しながら、里山の自然や知恵を伝える農業体験・宿泊・研修の場として使われとります。
Q. 宿泊はできますか?料金はどのくらいどすか?
A. 幸喜山荘など宿泊室があり、素泊まりで4名以上からの受け入れとなっとります。料金は一般3,850円、高校生以下3,080円、4歳から小学生までは2,310円、3歳以下は無料という案内どす。要事前予約で、料金は変更になる場合もあるため訪ねる前に確認してもらいたいえ。
Q. どんな体験プログラムがありますか?
A. 米作り塾やそば塾など、田植えから収穫まで一年を通して里山の農作業を体験できる講座が開かれとります。敷地内の「とよさと石窯ゆめ工房」では石窯パン教室も行われ、食の大切さを伝える食育プログラムも実施されとるようどす。
Q. アクセスや利用時間を教えてください。
A. JR山陰本線・綾部駅からあやバス西坂線に乗り「かじや(里山交流研修センター前)」下車すぐどす。受付は9時から17時まで、定休日は火曜(祝日の場合は翌日)と年末年始。貸館や宿泊、体験は事前の相談・予約が必要なので、電話で問い合わせてみてなんせ。
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