海の京都物語 第409話 京丹後のモサエビ、見た目はいかついのに身は甘エビよりとろけるんどすえ|日本酒YUTAKA(豊)
海の京都物語、丹後半島のあちこちを巡ってきましたけど、今日は見た目にびっくりしてまう珍味のお話どす。京丹後の漁港で冬場によう見かける「モサエビ」言う名の赤いエビどすえ。
標準和名をトゲザコエビ言うこの海老、見た目はトゲトゲして正直あんまり上品な顔立ちやおへん。せやけど、その身を割ってみたら、驚くほど濃厚でとろける甘みが待ってますんえ。
🦐見た目と中身のギャップがすごいんどす
モサエビ(トゲザコエビ)は深い海の底に棲む甲殻類で、全身にトゲトゲの殻をまとった、お世辞にも愛嬌があるとは言われへん姿をしとります。京丹後市ではこの呼び名が地元で定着しとりますが、地域や漁港によって呼び方が異なる場合もあるそうどす。
殻から出した身は、見た目からは想像できへんくらいねっとりと濃厚で、甘みの強さは甘エビと並べても引けを取らへんとよう言われとります。地元の漁師はんの間では昔から食べられてきた、いわば浜の贅沢どす。
⚓底曳網漁が解禁になる冬の味覚どす
京丹後の沖合では、冬場に底曳網漁が行われ、このときにズワイガニなどと一緒にモサエビも水揚げされるとされとります(漁期や漁場の詳細は年・地域により異なるため要確認どす)。
深海に棲む生き物やさかい足が早く(傷みやすく)、鮮度が落ちるのも早いため、地元の漁港や鮮魚店、料理旅館などでないとなかなか出会えへん、まさに地元ならではの味覚なんえ。
🍴食べ方はシンプルが一番どす
モサエビは刺身や寿司ネタ、から揚げなどで提供されることが多く、特に刺身でそのままとろける甘みを味わう食べ方が好まれとります。見た目の印象とはうらはらに、口どけの良さに驚かはる観光客の方も多いそうどす。
京丹後市内の道の駅や鮮魚店、旅館などで時期によって扱われることがありますので、冬に訪れはった際はぜひ尋ねてみておくれやすな。
📍行っ得メモ
・モサエビ(トゲザコエビ)は見た目はごつい赤エビどすが、身は驚くほど濃厚な甘みどす
・京丹後の冬の底曳網漁で、ズワイガニなどと一緒に水揚げされるとされてますんえ
・足が早い(傷みやすい)ため、地元の漁港や鮮魚店でしか出会えへん珍味どす
・刺身やお寿司、から揚げなどシンプルな食べ方で楽しまれてますんえ
見た目にびっくりして敬遠してまいそうなお顔どすけど、食わず嫌いはほんまもったいない、京丹後の海の奥深さをぎゅっと詰め込んだ一品どすなあ。
この濃厚な甘みには、YUTAKAを常温からぬる燗くらいで、ちょっと厚みのあるぐい呑みでいただくのがようお似合いどす。エビの甘みと米の旨みが重なり合うて、口の中でじんわり余韻が続きますんえ。
ほな、また次回のお楽しみに。
これからもどうぞよろしくお願いします。
FAQ
Q. モサエビとはどんなエビどすか
A. モサエビは標準和名トゲザコエビといい、京丹後地方での地方名どす。全身にトゲのある見た目とは裏腹に、身はとろけるように濃厚な甘みを持つことで知られる、地元で親しまれてきた珍味どすえ。
Q. いつ頃食べられますか
A. 京丹後の沖合で底曳網漁が行われる冬場に、ズワイガニなどと一緒に水揚げされるとされてますが、漁期や漁獲量は年により変動しますさかい要確認どす。冬に京丹後を訪れると出会える可能性が高まりますんえ。
Q. どんな食べ方がありますか
A. 刺身や寿司ネタ、から揚げなどで提供されることが多おす。特に刺身にすると、見た目の印象とはうらはらなとろけるような甘みをそのまま楽しめると評判どす。地元の鮮魚店や旅館などで扱われることがあります。
Q. どこで食べられますか
A. 足が早い(傷みやすい)エビのため流通量が少なく、京丹後市内の漁港周辺の鮮魚店や道の駅、料理旅館などで時期によって扱われることがありますんえ。詳しい取扱い状況は訪問前に確認するのがよろしおす。
京都 丹後