海の京都物語 第456話 ひきり杵で火ぃ起こすんどすえ、与謝野・出雲大社与謝分祠の御神火感謝大祭を訪ねる話どす|日本酒YUTAKA(豊)
海の京都物語、456話を迎えましたんどす。与謝野町は丹後ちりめんや鉄幹・晶子はんゆかりの地として、これまでもようけご紹介してきましたけど、今日はちょっと違うた切り口どすえ。
訪ねましたんは「出雲大社与謝分祠」どす。与謝野町三河内に鎮まる、縁結びでも知られるお社どすなぁ。
🔥 日々の暮らしに欠かせん『火』に感謝するお祭りどす
このお社で毎年2月16日の夜、19時から21時にかけて行われるんが「御神火感謝大祭」どす。その名の通り、日々の暮らしに欠かせん『火』に感謝を捧げるお祭りどすえ。
神官はんが古式に則って、ひきり杵とひきり臼を使うた「ロクロヒキリ」という方法で、摩擦の力だけで斎火(いみび)を起こさはるんどす。マッチもライターも無い時代から伝わる、火の起こし方どすなぁ。
✨ 参拝者みんなにお印が授けられるんどすえ
儀式の後には、参拝者全員に「御神火感謝大祭のおしるし」が授与されるそうどす。寒い2月の夜、みんなで火の恵みに手ぇ合わせる。そんな静かであたたかい時間が流れるお祭りどすんえ。
普段、スイッチひとつでコンロに火がつく暮らしをしとると、火を『起こす』いう行為のありがたみを、つい忘れてしまいますなぁ。この神事に触れたら、台所に立つ時の気持ちが、ちょっとだけ変わる気がしますんどす。
📍行っ得メモ
・名称:出雲大社与謝分祠
・所在地:京都府与謝郡与謝野町三河内
・行事名:御神火感謝大祭
・日時:毎年2月16日 19時〜21時(年によって変更の可能性があるため事前にご確認ください)
火を囲んで感謝する、そんな古式ゆかしい行事が今も続いとるんは、ほんまに貴重なことどす。与謝野町にお越しの際は、ぜひ心に留めておいてほしい神事どすえ。
うちはこの神事の話を聞いて、ついYUTAKAを人肌燗で一杯いただきとうなりましたんえ。小さな土鍋でゆっくり温めた純米大吟醸は、火の恵みをそのまま盃に移したような、ほっこり優しい味わいどすなぁ。
ほな、また次回のお楽しみに。
これからもどうぞよろしくお願いします。
FAQ
Q. 出雲大社与謝分祠はどこにありますか?
A. 京都府与謝郡与謝野町三河内にあります。縁結びのお社として地元で親しまれとる神社どすえ。
Q. 御神火感謝大祭とはどんなお祭りですか?
A. 日々の暮らしに欠かせん『火』に感謝を捧げる神事どす。神官はんがひきり杵とひきり臼を使うた古式の方法で火を起こさはります。
Q. 御神火感謝大祭はいつ行われますか?
A. 毎年2月16日の19時から21時にかけて行われます。年によって変更の可能性があるため、お出かけ前にご確認くださいませ。
Q. YUTAKAはどう楽しむのがおすすめですか?
A. 人肌燗にして盃でいただくのがおすすめどす。火の恵みを感じた後は、ほっこり優しい燗酒の味わいがようお似合いどすえ。
京都 丹後