海の京都物語 第64話 海が磨いた奇跡の音色、網野町・琴引浜どすえ|日本酒YUTAKA(豊)

海の京都物語 第64話 海が磨いた奇跡の音色、網野町・琴引浜どすえ|日本酒YUTAKA(豊)

京丹後市シリーズもいよいよ第64話どす。第61話で「経ヶ岬や琴引浜も、また改めて」と申しましたお約束、ようやく果たさせてもらいますえ。今日訪ねるんは網野町、掛津の集落に抱かれた琴引浜どす。

🌊 白砂青松、全長1.8kmの渚

 琴引浜は京丹後市網野町掛津にある海岸で、全長1.8kmにわたって白い砂浜と青々とした松林が続く景勝地どす。砂浜そのものは約1km、幅は70〜80mほどあって、鳴き砂の浜としては日本最大級の規模を誇るんどす。日本の白砂青松100選や京都府の自然二百選にも選ばれとって、丹後の海を代表する渚のひとつどすえ。

🎵 キュッキュッと鳴く、鳴き砂のひみつ

 琴引浜いうたら、やっぱり「鳴き砂」どすなあ。この砂には摩擦係数の大きい石英が多く含まれとって、乾いた砂の上を歩くと粒同士がこすれ合うて「キュッキュッ」いう可愛らしい音が鳴るんどす。浜の一角にある「太鼓浜」では、砂の下に空洞をもつ岩盤が共鳴して「ドンドン」いう低い音がするいう、ちょっと不思議な場所もあるんどすえ。鳴き砂は浜がきれいでないと鳴らんもんで、地元の方々が長年清掃活動を続けてきはった賜物どす。

📜 歌にも詠まれた渚と、国の天然記念物

 琴引浜は昔から人の心を動かしてきた場所で、戦国武将・細川幽斎とその妻ガラシャ、明治の歌人・与謝野鉄幹と晶子も、この渚を歌に詠んどるんどす。そうした歴史と自然の価値が認められて、2007年(平成19年)には国の天然記念物および名勝に指定されましたんえ。夏場には浜辺に温泉施設も設けられて、鳴き砂を楽しんだ後にひと息つける贅沢な場所どす。

📍 行っ得メモ
・所在地:京都府京丹後市網野町掛津
・最寄り駅:京都丹後鉄道宮豊線「網野」駅から車で約15分
・バス:丹海バス利用可(市内一律200円区間あり)
・見学施設:琴引浜鳴き砂文化館(9:00〜17:00・入館16:30まで、休館は毎週火曜〈祝日の場合は翌日〉と12/28〜1/3、夏季7/20〜8/20は無休)

🍶 YUTAKAを一杯 〜鳴き砂の清らかさと、冷やした一杯を〜

 白い砂浜に波が寄せて返すたび、遠くでキュッと音が鳴る。そんな渚を眺めながら、よう冷やしたYUTAKAをガラスの盃でいただくんはどうどすやろ。京丹後産山田錦を100%使うた純米大吟醸の、澄んだ香りと涼やかな喉ごしが、鳴き砂の清らかさとよう似合いますんえ。夕暮れどきの波音をBGMに、静かな一杯を楽しんでほしいどす。

 砂浜が奏でる小さな音色に、京丹後の海の豊かさをしみじみ感じた一日どした。京丹後市シリーズ、次はどの町へ向かいましょうか。

 ほな、また次回の京丹後市シリーズでお会いしましょう🌊
 これからもどうぞよろしくお願いします。

FAQ
Q. 琴引浜の「鳴き砂」って、どうして音が鳴るんどすか?
A. 琴引浜の砂には摩擦係数の大きい石英が多く含まれており、乾いた砂の上を歩くと粒同士がこすれ合って「キュッキュッ」という音が鳴ります。浜の一角「太鼓浜」では、砂の下の空洞をもつ岩盤が共鳴して低い音を出す場所もあります。鳴き砂は浜がきれいでないと鳴らないため、地元の清掃活動によって守られている音です。

Q. 琴引浜はどれくらいの大きさの浜どすか?
A. 琴引浜は京丹後市網野町掛津にある海岸で、全長1.8kmにわたって白い砂浜と松林が続いています。砂浜そのものは約1km、幅は70〜80mほどで、鳴き砂の浜としては日本最大級の規模を誇ります。日本の白砂青松100選や京都府の自然二百選にも選ばれています。

Q. 琴引浜は国の天然記念物に指定されとるんどすか?
A. はい、琴引浜は2007年(平成19年)に国の天然記念物および名勝に指定されました。それより前、1987年(昭和62年)には旧網野町の指定文化財にもなっていました。細川幽斎・ガラシャや与謝野鉄幹・晶子も、この渚を歌に詠んでいます。

Q. 琴引浜へはどうやって行けばよろしいどすか?
A. 京都丹後鉄道宮豊線の「網野」駅から車で約15分です。丹海バスも利用でき、市内は一律200円区間があります。浜のそばには琴引浜鳴き砂文化館もあり、9:00〜17:00(入館は16:30まで)で見学できます。

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