海の京都物語 第93話 丹後は「食のみやこ」どすえ~弥栄町でまるごと味わう旅|日本酒YUTAKA(豊)
皆さん、ごきげんさんどす。「海の京都物語」も第93話、京丹後市六町めぐりの旅を続けさせてもれてます。網野町、丹後町、久美浜町、峰山町、大宮町と回ってきて、今日はいよいよ弥栄町(やさかちょう)のお話どす。
弥栄町は丹後半島のほぼ真ん中、内陸に広がる町。海沿いの町とはまたひと味ちがう、田んぼと山あいの静かな風景が広がってます。この連載でも大田南古墳群や太鼓山、味土野の細川ガラシャゆかりの地など、これまでいろんな弥栄町の顔をご紹介してきました。
今日はちょっと趣向を変えて、「食べる」ことに焦点を当てたいと思います。実は弥栄町には、丹後の「食」がぎゅっと詰まった大きな施設があるんどす。その名も丹後王国「食のみやこ」。名前だけ聞いて「王国?」と思わはった方も多いんちゃいますやろか。今回はそこをじっくりご案内しますえ。
🌾 もとは京都府立の農業公園やったんどす
丹後王国「食のみやこ」は、実は最初からこの名前やったわけやないんどす。1998年(平成10年)、京都府立の農業公園「丹後あじわいの郷」として開業したのが始まり。当時は入園料をとる施設やったそうどす。
その後2015年に大きくリニューアルして、入園無料の「丹後王国『食のみやこ』」として生まれ変わりました。同じタイミングで道の駅としても登録されて、今では敷地面積34ヘクタールという、西日本でも最大級の道の駅と言われる規模になってます。34ヘクタールいうたら、東京ドーム約7個分。ほんまに広大な敷地どす。
京都府道53号網野岩滝線沿いにあって、京丹後大宮ICから車で約15km・20分ほど、京都丹後鉄道の峰山駅からはタクシーで約10分。丹後半島を旅する途中にふらっと寄れる、旅の拠点にもなってます。
🐑 動物とふれあい、収穫も体験できる広い敷地
この施設のええところは、ただの直売所やレストラン街やない、いうところどす。園内には小さな動物園エリアがあって、ヒツジやヤギ、大きなリクガメなんかとふれあえるコーナーがあります。子ども連れのご家族にはたまらん場所やと思います。
さらに西日本最大級ともいわれる約2,300㎡の天然芝ドッグラン。愛犬と一緒に旅する方にとっては、丹後半島の中でもかなり貴重なスポットどす。ほかにも収穫体験ができる農園や、子ども向けのアスレチックコースもあって、大人も子どもも一日ゆっくり過ごせる場所になってます。
芝生広場でゴロンと寝転んで、丹後の空を眺める。そんな贅沢な時間の使い方ができるのも、この広さがあってこそやと思います。
🍺 丹後クラフトビールと、地元食材のごちそう
「食のみやこ」の名前どおり、ここの主役はやっぱり「食」どす。園内では丹後産の素材を使ったクラフトビールが醸造されていて、テイクアウトの手作りソーセージや、地元農家さんの野菜、丹後産のお米やフルーツを使った加工品なんかがずらりと並びます。
レストランエリアには「七姫殿」という名前のお店もあって、これは丹後地方に伝わる伝承にちなんだ名前やそうどす。丹後という土地は、海の幸・山の幸に加えて、こうした伝説や物語も一緒に味わえるのが魅力やと、あらためて感じます。
土日祝日は21時まで(17時以降はレストランのみ)営業していて、昼はもちろん、夕方からふらっと立ち寄って一杯、なんて楽しみ方もできそうどす。丹後の「食」を丸ごと体験できる、まさに「食のみやこ」の名にふさわしい場所やと思います。
📍行っ得メモ
・住所:京都府京丹後市弥栄町鳥取123
・営業時間:平日9:00~17:00、土日祝9:00~21:00(17:00以降はレストランのみ営業)/定休日は火曜日(祝日の場合は営業)
・駐車場:普通車534台・大型車21台/トイレ・駐車場は24時間利用可能
・アクセス:京都丹後鉄道「峰山」駅からタクシーで約10分、車は京丹後大宮ICから約15km(約20分)、与謝天橋立ICから約30km(約30分)
・見どころ:動物園エリア、天然芝ドッグラン、収穫体験農園、クラフトビール醸造、地元食材のレストラン
丹後の「食」を思いきり体験したあとは、やっぱり丹後のお酒で締めくくりたいところどす。ハクレイ酒造さんが丹精込めて醸す純米大吟醸「豊-YUTAKA-」は、こうした丹後の恵みの数々と一緒に語りたくなる一本。冷やしてすっきりと、あるいは常温でふくよかな香りを楽しみながら、弥栄町の広い空と芝生の景色を思い浮かべてみてください。
「食のみやこ」の賑わいも、田んぼに囲まれた静かな弥栄町の風景も、どちらも丹後の大切な一面。そんな土地の物語を、これからも一杯のお酒とともにお届けしていきたいと思います。
ほな、また次回のお楽しみに。
これからもどうぞよろしくお願いします。
FAQ
Q. 丹後王国「食のみやこ」はどこにありますか?
A. 京都府京丹後市弥栄町鳥取123にあります。京都府道53号網野岩滝線沿いの道の駅で、敷地面積約34ヘクタールという西日本最大級の規模を誇ります。もとは1998年開業の京都府立農業公園「丹後あじわいの郷」で、2015年のリニューアルで現在の名称・道の駅登録となりました。
Q. 営業時間や定休日を教えてください。
A. 平日は9:00~17:00、土日祝日は9:00~21:00(17:00以降はレストランのみ営業)です。定休日は火曜日ですが、祝日の場合は営業しています。駐車場とトイレは24時間利用できるので、旅の途中の休憩にも便利どす。
Q. 家族連れやペット連れでも楽しめますか?
A. はい、楽しめます。ヒツジやヤギ、リクガメとふれあえる小さな動物園エリア、西日本最大級ともいわれる約2,300㎡の天然芝ドッグラン、子ども向けのアスレチックや収穫体験農園もあり、大人から子どもまで一日ゆっくり過ごせる施設になってます。
Q. 「食のみやこ」を楽しんだあと、日本酒YUTAKAはどう味わうのがおすすめですか?
A. クラフトビールや地元食材のごちそうを堪能したあとの締めに、純米大吟醸「豊-YUTAKA-」をぜひどうぞ。冷やせばすっきりと、常温では香り豊かに楽しめます。丹後の食の豊かさをそのまま思い出しながら味わうと、また格別どす。
京都 丹後