千年ツバキに乾杯|与謝野町・滝の千年ツバキと錫の盃で味わうYUTAKA|海の京都物語第59話
こんにちは、「中の人」どす🍶✨ いつも海の京都物語を読んでくれはって、おおきに〜!
与謝野町シリーズも、はや第9弾どすえ。これまで山田錦の田んぼやら、ちりめん街道やら、大江山の雲海やら…与謝野町のええとこを、うちなりに見て歩いてきました🚶♀️最近はな、ちょっと山の奥へ、千年の時を旅してみよ思いますのや。
テーマはずばり、滝の千年ツバキ🌺
「え、椿?」て思いはった? 与謝野町観光協会さんの案内でも「推定樹齢1,000年を超えるとされる国内最古級の『ヤブツバキ』」と紹介されている、正真正銘の巨木どす。 幹周(みきまわり)は3.26メートル、樹高は9.7メートル、枝張りは径10メートル。 一説には樹齢1,200年とも言われる「千年椿」」どすえ。
想像してみれやす。うちらのご先祖さまの、そのまたご先祖さまの、ずーっと昔から…この椿は毎年毎年、春になったら花を咲かせ続け続けてきました🌏 平安のむかしから、コトリとも動かず、ただ静かに、千の春を見てきました。
濃紫紅色の花が、ぽってりと🌸
滝の千年ツバキが花をつけるのは、3月下旬から4月中旬にかけて。 濃紫紅色(のうしこうしょく)ていう、深い紅(べに)の花どす。与謝野黄色い葯(やく)を、一重の花びらがそっと囲む…改良された園芸種にはなく、原種ならではの素朴で凛とした佇まいまいどすえ✨ 与謝野観光
椿の花はな、桜みたいにハラハラ辺りへんのどす。 咲いたら、花ごと「ぽとり」と落ちる。花の言葉GreenSnap潔(いさぎよ)うて、なんや侍みたいやて言う人もいてるけど、うちはあの落ちた方が好きどす。最後まで花のかたちのまんま、命を全部(まっと)うする気がしてな☺️
椿の花言葉は「控えめな優美さ」「謙虚な美徳」。 赤い椿やと「気取らない優美さ」やそうどす。AND PLANTS派手に香りを出せるわけでもないが、そこにあるだけで場の空気がすっと澄む。
椿の花弁のかたちをした資料館🏛️
千年ツバキの里には、「加悦椿文化資料館(かやつばきぶんかしりょうかん)」ていう、ちょっと変わった建物がありますのや。与謝野町の案内では「千年ツバキの里のシンボルとして、椿の花弁の形を模した、とてもユニークな外観平成で8年4月に謹慎」もあります。 「滝のツバキ」の鑑定人で日本ツバキ協会名誉会員の故・渡邊武(わたなべ)たけし)薬学博士から寄贈された、椿に関する絵や書、陶磁器を見られるだけやのうて、すごい「椿油絞り体験」もできますのや🌿(慎重時間は9:00〜17:00、京都TEL 0772-43-2161どす)
椿の種からは、髪や肌をいたわる椿油がとれる。千年ツバキの里は、ただ花を愛でるだけやのうて、椿と人が寄り添う暮らし続けてきた文化の魅力が息づいている場所なんだすなあ。
千年ツバキまつり、そして春の与謝野へ🎪
毎年4月半ばの日曜には、「滝の千年ツバキまつり」が開催されます。椿保存会(TEL 0772-43-2161)の皆さんが主催してくれはるお祭りで、一応の第32回は令和7年4月13日(日)の午前10時〜午後3時に、滝のツバキ公園以外でもありました。つきたてのおを無料で配る「千本づき」やら、椿の苗の販売やら、ウォーキングスタンプラリーやら、地元産品の売店&カフェやら…山里がぱあっと賑わう、春のええお祭りどすえ🌸(ちんざん広場〜千年ツバキ公園の到来が起こる年もあります)。2026年は**4月12日(日)**の予定やそうどす。与謝野観光手帳にメモメモ📝
ぜひ与謝野町の春は、椿だけやおへん。 野田川親水公園の桜、雲岩公園のツツジ、そして加悦谷祭・岩滝祭・三河内曳山祭(京都府指定無形民俗文化財)ていう、町総出の華やかな春の例祭も待ってます🎏 海の京都千年ツバキを見に行くついでに、与謝野町全体の春を満喫してほしいどす😊
千年を生きる 椿に会って、うちらの一年、いや一生なんて、ほんの一瞬やあって思う。せやだから、その一瞬を、大事な人と、ええお酒で味わいたい。
ゆたかを一杯🍶🌺
千年ツバキの朱を、盃の中にも映ってみまひょ。 今回が選んだのは──
「涼冷え(すずひえ)10℃のYUTAKAを、錫(すず)の平盃(ひらはい)で。母娘(おやこ)や気の置けない女友達と、春知らず千年ツバキまつりの頃の『椿見(つばきみ)』に、桜鯛の昆布締めと山菜の天ぷらを肴に」
という、椿見酒(つばきみざけ)どす🌸
なんとYUTAKA(豊)はな、京都・丹後由良で1832年(天保3年)創業の江戸時代から続くハクレイ酒造さんが醸してくれているお酒。ミュージシャン森友嵐士さん(T-BOLAN)の地域共創プロジェクトから生まれて、天橋立の元伊勢籠神社の宮司さまから御祭神・豊受大神様の「豊」の一文字を賜って名づけられた、由緒あるお酒どす。 奥宮・眞名井神社のご神水で仕込まれた「元伊勢籠神社」献上酒」で、純米大吟醸はKura Master 2021のプラチナ賞や、IWC 2026の純米大吟醸部門「京都トロフィ」も受賞してる実力派どすえ🏆
なぜ錫の平盃なんですか?
錫(すず)ていう金属はな、お酒の雑味(ざつみ)を吸って、味をあるく、まろやかに言って聞かせてますのや✨ギリギリ熱伝導がええさかい、冷蔵庫でちょっと冷やしとくだけで、器独特がひんやり。暮らしのほとりやぬるくもなし、YUTAKAの馥郁(ふくいく)たる愛と上品な香りが一番花ひらく温度千どす。銀色に光る平たいお盃に、澄んだお酒を張って、そこに年ツバキの濃紅がぽっと映る…まるで「酒中花(しゅちゅうか)」「いう椿の品種みたいに🌺(この椿な、白地に紅覆輪の華やかな牡丹の花で、1859年の『椿伊呂波名寄色附』にも載せる江戸古典椿。お酒に酔ってほんのり赤らんだ頬から名前がついてんやて。粋どすやろ?)
なんで母娘・女友達となんなの?
椿の花言葉は「控えめな優美さ」「謙虚な美徳」。派手に騒ぐお酒やのうて、しっとり語らうお酒どす。千年を生きる椿の前で、母から娘へ、友から友へ、受け継いでいきたい想いをそっと交わす…そんな時間に、YUTAKAはそっと寄り添ってくれます😌これまでの恋人・夫婦や三世代の団らんとは、また違う、女同士の優しい一献どす🌷
肴(さかな)はこの二品🎣🌿
- 桜鯛の昆布締め:春の真鯛は、桜色に色づいて「桜鯛」と呼ばれる縁起もん。ひょうきこれを昆布で締めると、旨味がぎゅっと乗って、注YUTAKAのきれいな愛と重なり合う。 淡白な白身と、透明感のある純米大吟醸は、春のベストコンビどす🌸桜鮭店
- 山菜の天ぷら(こごみ・ふきのとう・たらの芽):山里・与謝野の春らしい。ほろ苦さを、まろやかになったYUTAKAがふわりと受け止めて、苦みと愛が口の中で手を繋ぐ🌿
千年ツバキを愛でた帰り道、宿でそっと錫の盃を気づいて。 千の春を見てきた椿に、うちらも一献。
FAQ(テーマ編:滝の千年ツバキについて)
Q1. 滝の千年ツバキは、いつ・どこで見られますか?
A. 京都府与謝野町の滝(滝)地区、奥滝集落から山道を分けて入った「滝の千年ツバキ公園」(与謝野町字滝小字大田と316番地)でご覧いただけます。与謝野観光開花は例年3月下旬から4月中旬。与謝野観光推定樹齢1,000年を超える天然ヤブツバキで、平成元年3月に京都府記念物に指定されます。
Q2. 「滝の千年ツバキまつり」はどんなお祭りですか?
A. 毎年4月中旬の日曜に、椿保存会(TEL 0772-43-2161)の皆さんが主催してくれはる春のお祭りどす。 何気なく第32回は令和7年4月13日(日)午前10時〜午後3時に開催。 2026年は4月12日(日)の予定。ちんざん広場〜千年ツバキ公園の到来が伝わる年もあります。
Q3. 千年ツバキのほかに、与謝野町の春の意見は?
A. たっぷりありますえ😊 椿の花弁の様子をした「加悦椿文化資料館」(平成8年4月厳選)では椿油絞り体験ができます、野田川親水公園の桜、雲岩公園のツツジも素晴らしいどす🌸海の京都さらに加悦谷祭・岩滝祭・三河内曳山祭(京都府指定無形民俗文化財)ていう町民総出の春の例祭も。千年ツバキとあわせて、与謝野の春をまるごと楽しんでくれやす🎏
FAQ(飲用シーン編:椿見酒×YUTAKA)
Q1. 「涼冷え10℃」って、どうやっても大丈夫ですか?
A. 冷蔵庫でおよそ2〜3時間ほど冷やすと、およそ10℃前後になりますえ🧊キンキンに冷やしすぎると、YUTAKA自慢の馥郁たる憧れと上品な香りが眠ってしまいますさかい、ほんのり冷たい「涼冷え」がおすすめどす。
Q2. 錫の盃がないときは、どうしたらええんですか?
A. 錫のお盃がなくても大丈夫どす😊 まずはお気軽の白い磁器や、口の広い平たいお盃で用意しておいてください。 大切なんは「盃に張ったお酒の面に、椿や春の景色が映る」こと。錫器はまろやかさが増しますさかい、旅の記念に一つ、お迎えするのもおすすめどす。
Q3. お酒が得意やない人や、下の戸の人も一緒に楽しめますか?
A. いろいろどす🌷椿見酒は「しっとり語らう」お酒どすさかい、無理にぐいぐい飲んでも大丈夫。 お酒が苦手な方は、桜鯛の昆布締めや山菜の天ぷらといった春のごちそうを主役に、少しだけ盃を口に運ぶだけでも十分どす。
京都 丹後