海の京都物語 第124話 五老の空から舞鶴湾、多島美にほれぼれどすえ|日本酒YUTAKA(豊)
前回は「発酵美人まいづる」言うて、舞鶴の発酵文化と美容の話をさせてもろうたけど、覚えてくれてはるどすか。今日はぐっと視点を変えて、舞鶴の空の上からのお話どす。舞鶴湾をぐるり見渡せる「五老スカイタワー」、そして五老岳のことをじっくり語らせてもらいますえ。
舞鶴言うたら、リアス式海岸の入り組んだ地形が自慢どすけど、その全貌をひと目で味わえる場所いうたら、やっぱりこの五老岳がいちばんどすなあ。標高301メートルの山頂にどーんと建つ白い塔、それが五老スカイタワーどす。
🗼五老スカイタワーってどんな塔どす
五老スカイタワーは、1995年(平成7年)に舞鶴市が市制50周年を迎えたんを記念して建てられた展望タワーどす。鉄骨造(一部鉄筋コンクリート造)の塔で、高さは地上50メートル、てっぺんは海抜347メートルにもなるんどす。
展望室は地上28.2メートル、海抜でいうと325.2メートルの高さにあって、そこから360度ぐるりと見渡せる造りになってますのや。舞鶴の街と海を、まるで鳥になったみたいに一望できますのどす。
🌊舞鶴湾の多島美、近畿百景第一位どすえ
展望室からの一番のごちそうは、なんちゅうても複雑に入り組んだリアス式海岸と、そこに点在する島々の眺めどす。「近畿百景」のアンケートで五万六千票以上を集めて、堂々の第一位に選ばれたんが、この五老ヶ岳からの舞鶴湾やそうどす。
湾の中に大小の島影が浮かんで、光と影が織りなす景色は、京都のもうひとつの海の顔言うてもええくらいどすなあ。晴れた日はずいぶん遠くまで見渡せて、時間を忘れて眺めてしまいますのどす。
🌃夜になったら、また違う舞鶴が見えますのや
昼間の多島美もええけど、日が暮れてからの眺めもまた格別どす。舞鶴湾に浮かぶ灯りや市街地のあかりが水面に映り込んで、きらきら揺れる様子は、しばらく見とれてしまうくらいどすえ。
公式な「夜景100選」などへの選定は今回きちんと確認でけへんかったんどすけど、地元の人らの間では隠れた夜景スポットとして親しまれてきたそうどす。展望室のカフェで一服しながら暮れゆく空を眺めるんも、ええ時間の使い方どすえ。
📍行っ得メモ
・住所:京都府舞鶴市字上安237
・営業時間:4月〜11月 平日9:00〜19:00、土日祝9:00〜21:00/12月〜3月 9:00〜17:00(入館は閉館30分前まで)
・入場料:大人300円、小・中学生150円(障害者手帳をお持ちの方は半額)
・駐車場:無料85台
・アクセス:JR「西舞鶴駅」から車で約15分、舞鶴若狭自動車道「舞鶴西IC」から約25分
塔の上に立って舞鶴湾を眺めてると、ここが「海の京都」の一番の見晴らし台なんやなあて、しみじみ思わされますのどす。舞鶴に来やはったら、まずはここから街の全体像を掴んでから歩いてみはるのも、ええ旅の始め方どすえ。
展望室で味わう夕景には、キリッと冷やした純米大吟醸YUTAKA(豊)がよう似合いますのどす。小ぶりな冷酒グラスに注いで、まずは香りだけそっと楽しんで、それからひと口。舞鶴湾に灯りがともる時分に、すっと喉を通っていく涼やかな飲み口が、夜景の余韻とよう重なりますのどすなあ。
ほな、また次回のお楽しみに。
これからもどうぞよろしくお願いします。
FAQ
Q. 五老岳の標高はどれくらいどすか?
A. 五老岳は標高301メートルの山どす。そのてっぺんに建つ五老スカイタワーの展望室は海抜325.2メートル、塔のてっぺんは海抜347メートルにもなりますのどす。舞鶴の街と海をぐるり一望できる、市内でいちばんの高台どすえ。
Q. 五老スカイタワーはいつできたんどすか?
A. 1995年(平成7年)、舞鶴市が市制50周年を迎えたんを記念して建てられたタワーどす。鉄骨造(一部鉄筋コンクリート造)で、高さは地上50メートルほどある展望塔どすのや。カフェも併設されてますえ。
Q. 展望室からはどんな景色が見えますのどすか?
A. 複雑に入り組んだリアス式海岸と、点在する島々からなる舞鶴湾の多島美が360度ぐるりと見渡せますのどす。「近畿百景」のアンケートで五万六千票以上を集めて第一位に選ばれた、それはそれは自慢の眺めどすえ。
Q. 夜景も見られますのどすか?
A. はい、日が暮れてからの眺めも格別どす。舞鶴湾の灯りが水面にゆらゆら映り込む様子はしばらく見とれてしまうほどどすけど、公式な夜景選定への選出は確認できひんかったんで、その点は正直にお伝えしときますえ。
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