海の京都物語 第221話 尖った三角錐がひと目でわかる丹波富士どす、小石ひとつ抱いて登れば金峯神社の風が心をすうっと洗うてくれますんや|日本酒YUTAKA(豊)

•

 海の京都物語も、はや第221話を迎えましたんや。舞鶴・丹後・与謝の海を巡ってきましたこの物語、今回は目線を変えて、綾部市於与岐町にすっくと立つ霊峰・弥仙山(やせんざん)へご案内しますえ。

 標高664m、別名「丹波富士」。どこから見ても鋭い三角錐の姿を見せる、丹波路のシンボルどす。信仰の山、修験の霊場として、古くから人々の祈りを受け止めてきましたんや。

⛰️天を突く三角錐、丹波富士の異名

 尖った三角錐の山容から、地元では古くから「丹波富士」「美仙山」とも呼ばれてきましたんや。於与岐八幡宮の下あたりから見上げるその姿は、ほんまに一枚絵みたいに整うとります。

🌸山頂の金峯神社と中腹の於成神社

 山頂には木花咲耶姫命を祀る金峯神社、中腹には彦火々出見命を祀る於成神社、山麓には水分神社が鎮座しとります。7世紀後半に役行者が修行し、行基が金峰山神社を建立したとも伝わっとります。明治5年の神仏分離を経て、今の祭神に改められましたんや。

 石段をひとつずつ登るだけで、山全体が祈りの装置のように感じられますんや。

🪨負けず嫌いな山の神さんと小石の願かけ

 弥仙山の神さんは大層負けず嫌いで、隣の青葉山や御嶽山より高うなるよう願うとる、と伝わっとります。せやさかい参拝する時は、小石をひとつ持って登り、山頂で祈願する慣わしが今も続いとるんどす。

🙏大本の開祖はんが啓示を受けはった聖地

 弥仙山は、大本の開祖・出口なおはんとゆかりが深い山どす。明治34年(1901年)10月19日、なおはんは中腹の於成神社にお籠りして神がかりの啓示を受けはり、修行の滝で禊をしはったと伝わっとります。明治36年には、出口王仁三郎はんと娘のスミ子はんを伴い山頂の金峰神社にも登拝しはったそうどす。

🥾「改心の道」をたどる登山

 登山道は「改心の道」と名づけられ、近畿自然歩道として整備されとります。登山口広場から水分神社、修行の滝、143段の石段、於成神社を経て山頂の金峰神社へ。山頂からは青葉山や大江山、丹後・丹波の山並みが見渡せますえ。

📍行っ得メモ

・登山口:綾部市於与岐町、府道74号線の於与岐八幡宮下に案内看板ありますんや
・最寄り駅:JR山陰本線 梅迫(うめざこ)駅(徒歩約1時間30分・要確認)
・登山口広場に駐車スペースあり(道は一部狭いのでご注意を)
・「弥仙山三社大祭・山菜まつり」という祭事もあるようどすが、開催日は要確認どす

 小石をひとつ抱いて祈った先人たちの想いも、開祖はんが滝で禊いだ日々も、みんなこの山の静けさの中に積み重なっとるんやなあと、しみじみ思いましたんや。

 弥仙山みたいに、まっすぐ天を仰ぐようなお酒を一献と思うたら、YUTAKAはきりっと冷やして切子のグラスでどうぞ。澄んだ吟醸香が、石段を登りきった後の澄んだ空気と重なって、山の神さんへの奉告みたいな清々しい一杯になりますえ。

ほな、また次回のお楽しみに。これからもどうぞよろしくお願いします。

大吟醸KYOTO YUTAKAを見る/購入する

FAQ
Q. 弥仙山ってどないな山どすか?
A. 綾部市於与岐町にそびえる標高664mの山で、丹波富士や美仙山とも呼ばれとります。どこから見ても鋭い三角錐の姿が印象的で、山頂には金峯神社が鎮座し、古くから修験の霊場として親しまれてきましたんや。

Q. 山頂の金峯神社にはどんな言い伝えがありますか?
A. 弥仙山の神さんは負けず嫌いで、青葉山や御嶽山より高うなるよう願うとると伝わり、参拝の際には小石をひとつ持って登り、山頂で祈願する風習が今も残っとります。また大本の開祖・出口なおはんが中腹の於成神社で啓示を受けはった聖地でもありますんや。

Q. 登山口へのアクセスを教えてください
A. 登山口は綾部市於与岐町、府道74号線の於与岐八幡宮下あたりにありますんや。最寄りはJR山陰本線の梅迫駅どすが、駅から登山口までは徒歩で1時間30分ほどかかりますよって、お車での訪問がおすすめどす(駐車スペースあり、道は一部狭いのでご注意を)。

Q. 登山後のYUTAKAの楽しみ方は?
A. 汗をかいた後には、きりっと冷やしたYUTAKAを切子のグラスでどうぞ。澄んだ吟醸香がすっと喉を通って、山頂で見渡した清らかな景色の余韻を、もういっぺん味わうような気分にさせてくれますえ。

0件のコメント
ブログに戻る

コメントを残す

コメントは公開前に承認される必要があることにご注意ください。