海の京都物語 第228話 新しく建った舟屋みたいな建物で一服、伊根浦を望む観光交流施設「舟屋日和」はほんまに居心地ええとこどすえ|日本酒YUTAKA(豊)
伊根町言うたら、舟屋群やら浦嶋神社さん、伊根湾めぐりの遊覧船、道の駅舟屋の里伊根と、このシリーズでも何遍も訪ねさせてもろてますなあ。
今日はちょっと違う場所どす。道の駅とは別の、伊根浦のもうひとつの拠点「舟屋日和」いう観光交流施設のお話をさせてもらいますえ。舞鶴育ちのうちから見ても、この建物の佇まいにはえろう惹かれるもんがあるんどす。
🏠 舟屋日和ってどんな場所?
舟屋日和は、伊根町が2014年4月に整備を決めた観光交流施設どす。舟屋が建ち並ぶ伊根浦には、観光客がゆっくり立ち寄れる場所がほとんど無かったそうで、「海の京都」伊根町実践推進会議いう地元の会議が中心になって計画を進めはったんどすえ。
運営は町内の民間有志による(株)サバイはん。2017年4月11日にオープンしはって、それから伊根浦さんぽの拠点として親しまれとるんどす。うちが初めて前を通ったときも、伊根湾の景色にすっと馴染む建物で、ふっと足が止まったの覚えとります。
⛵ 舟屋の集落を模した建物
舟屋日和の建物は、道路を挟んで山側に母屋、海側に舟屋が並ぶいう、伊根浦の伝統的な景観をそのまま再現しとるんどす。小さな舟屋と主屋のユニットを並べて、まるでひとつの集落みたいに設計されとるそうどすえ。
壁には厚めのスギ材(レッドシダー)、室内には古材やシイ、イチョウ、セン、ジンダイスギ、タモいうた木ぃを使うて、あったかみのある空間に仕上げてあるんどす。新しい建物やのに、伊根の舟屋の記憶をちゃんと受け継いどるところが、なんや嬉しゅうなりますなあ。
☕ カフェと鮨処で、ひと息
施設の中には、地元食材を使うたランチやドリンクが楽しめる「INE CAFE」と、伊根湾を一望できる鮨割烹「海宮(わだつみ)」があるんどす。散策の合間にちょっと寄って、海を見ながらお茶する時間が持てるいうのは、伊根浦を歩く身にはほんまにありがたいことどすえ。
窓の外に伊根湾がゆらゆら光っとって、舟屋の屋根がずらっと並ぶ景色を眺めながらいただくお昼ごはんは、舞鶴の海とはまた違う穏やかさがあって、うちはついつい長居してしまいますんや。
🌙 リノベーションで生まれた一棟貸し宿「あおしま」
舟屋日和には、伊根町の歴史ある祭礼船の船庫の2階をリノベーションした一棟貸し宿「あおしま」もありますんや。2026年に案内が出た新しい施設で、寝室は2部屋、1日1組限定いうこだわりようどす。
どちらの部屋からも伊根湾が望めて、朝は水面の照り返しで目が覚めて、夜は波音を聞きながら眠れるいう、伊根浦ならではの一夜が過ごせるんどすえ。古い船庫が姿を変えて、こないな形で今も伊根の暮らしに寄り添うとるんは、ほんまにようできた話やと思います。
📍行っ得メモ
・京都丹後鉄道「天橋立」駅から丹海バスで約1時間、「伊根」バス停下車徒歩約10分どす
・定休日は水曜日ほか(詳細は要確認)、電話は0772-32-1700どすえ
・駐車場は七面山駐車場(有料)利用との案内もありますが、台数など詳細は要確認どす
・道の駅舟屋の里伊根とは別の施設なんで、行かはるときは間違えんよう気ぃつけとくれやす
舟屋群を眺めるだけやのうて、伊根浦でちょっと腰を落ち着ける場所ができたいうのは、旅する側にとってもほんまにありがたいことどす。次に伊根を訪ねはるときは、道の駅とはまた違う舟屋日和にも、ぜひ寄ってみておくれやす。
うちやったら、海宮のカウンターで冷たい岩牡蠣やお造りをつつきながら、常温でゆっくり含む純米大吟醸YUTAKA(豊)を合わせたいところどす。すっきりした酒器に注いだひと口が、伊根湾の潮の香りとふわっと重なって、舟屋の集落を眺める時間がなお一層豊かになりますんやで。
ほな、また次回のお楽しみに。これからもどうぞよろしくお願いします。
FAQ
Q. 舟屋日和はいつできたんどすか?
A. 舟屋日和は、伊根町が2014年4月に整備を決め、地元有志による検討を重ねたのち2017年4月11日にオープンした観光交流施設どす。運営は町内の民間有志による(株)サバイはんが担ってはりますんやで。
Q. 道の駅舟屋の里伊根とは違うんどすか?
A. はい、別の施設どす。道の駅舟屋の里伊根は伊根町のもうひとつの拠点どすが、舟屋日和は伊根浦にある観光交流施設で、伊根の集落をイメージした建物にカフェや鮨処、宿泊施設が入っとります。行かはる際は間違えんよう気ぃつけておくれやす。
Q. 舟屋日和にはどんな施設がありますか?
A. 地元食材のランチやドリンクが楽しめる「INE CAFE」、伊根湾を望む鮨割烹「海宮(わだつみ)」、それに歴史ある祭礼船の船庫をリノベーションした一棟貸し宿「あおしま」があるんどす。散策の合間にひと息つける拠点として親しまれてますえ。
Q. アクセスや定休日を教えてください
A. 京都丹後鉄道「天橋立」駅から丹海バスで約1時間、「伊根」バス停から徒歩約10分どす。定休日は水曜日ほかとなっとりますが、駐車場の詳細など細かい点は事前に公式サイトでの確認をおすすめしますえ。
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