海の京都物語 第230話 小天橋はんは天橋立にそっくりな砂州どす、久美浜湾と日本海を分かつ白砂青松の渚を歩いておくれやすえ|日本酒YUTAKA(豊)

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 こんにちは、YUTAKA(豊)の蔵から参ります。丹後半島を巡る「海の京都物語」も第230話どす。前回までは久美浜町の久美浜かきと、それを育む久美浜湾のお話をしてきましたなあ。

 せやけど今日は趣向を変えて、その久美浜湾を日本海の荒波から守っとる砂の橋――小天橋(しょうてんきょう)の上に広がる「小天橋海水浴場」を、レジャースポットとしてご紹介させとくれやす。

🏖️砂の橋がでける仕組み

 小天橋いう名前、天橋立(あまのはしだて)によう似とるさかいついた名前どすねんて。日本海の沿岸流が運んだ砂が、久美浜湾の入り口をふさぐように延びてでけた砂州が、この小天橋どす。天橋立と対比させて「西天橋」て呼ばれることもあるんやそうどすえ。

 なだらかな弧を描く白い渚の向こうに久美浜湾、こっちには日本海。ひとつの砂の道が二つの海を分けとる思うたら、なんや不思議な気持ちになりますなあ。

🌲白砂青松を守った歳月

 この松林は江戸時代からずっと守られてきたんどす。慶長7年(1602年)から10年間、毎年松500本と茱萸(ぐみ)300本が植えられ、文化元年(1804年)、文政2年(1829年)にも植林が重ねられて「日間(ひあいだ)の松原」に育ちましたんやて。1987年には「日本の白砂青松100選」にも選ばれとります。

 風に揺れる松の緑と、真っ白な砂浜のコントラスト。ようけの人が手ぇかけて守ってきはった景色やなあと、しみじみ思いますわ。

🏊遠浅のロングビーチ

 小天橋海水浴場は、東の浜詰・夕日ヶ浦海水浴場まで約8km続く、関西屈指・北近畿最大のロングビーチどす。遠浅で透き通った海が自慢で、水がきれいな海水浴場ランキングでも上位の常連なんやそうどすえ(具体的な年・順位は変動するので公式サイトで要確認どす)。シャワーやトイレも完備どすが、遊泳区域内でのサーフボードやサップ、高波の日の遊泳は禁止されとりますさかい、気ぃつけておくれやすな。

 うちの故郷・舞鶴の浜辺もええとこどすけど、こないに真っ直ぐ長い渚が続く景色は、丹後ならではやなあと、久美浜に来るたび思うんどす。

📍行っ得メモ

・京都丹後鉄道宮豊線「小天橋」駅から路線バスで約5分(平日のみ運行)
・お車なら京都縦貫道・京丹後大宮ICから山陰近畿自動車道経由で約40分
・駐車場は約250台収容、夏季は普通車1,500円/日ほど(要確認)
・海開き期間や詳しい情報は小天橋観光協会(0772-83-0149)へお問い合わせを

 久美浜かきを育む静かな久美浜湾も、日本海の荒波を受け止める小天橋があってこそ。同じ砂の橋が恵みも遊びも両方守ってくれとるんやなあと、あらためて有り難い気持ちになりますわ。

 海水浴の後、火照った体をひと休めさせるなら、YUTAKA(豊)はキリッと冷やして、切子のグラスでどうぞ。潮風を浴びた喉に、すっと染み渡る淡麗な旨みが、白砂青松の渚を歩いた余韻とよう似合いますえ。

ほな、また次回のお楽しみに。これからもどうぞよろしくお願いします。

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FAQ
Q. 小天橋海水浴場はどんな場所どすか?
A. 京丹後市久美浜町にある海水浴場どす。久美浜湾と日本海を分ける砂州・小天橋の上に広がっとり、東の夕日ヶ浦海水浴場まで約8km続く関西屈指・北近畿最大のロングビーチどす。白砂青松の渚と遠浅の透き通った海が自慢で、1987年には「日本の白砂青松100選」にも選ばれとります。

Q. 小天橋という名前の由来はなんどすか?
A. 日本海の沿岸流が運んだ砂が久美浜湾の入り口をふさぐように延びてできた砂州で、その姿が日本三景の天橋立によう似とることから「小天橋」と名付けられたそうどす。天橋立と対比して「西天橋」と呼ばれることもあるそうどすえ。

Q. 海水浴場の設備やアクセスは?
A. 京都丹後鉄道「小天橋」駅からバスで約5分(平日のみ)、お車なら京丹後大宮ICから約40分どす。駐車場は約250台分あり、夏季は有料になります。シャワーやトイレ、脱衣所も完備しとりますが、営業期間や料金は年により変わるため公式サイトで要確認どす。

Q. 泳ぐ時に気をつけることはありますか?
A. 遠浅で家族連れにも人気どすが、遊泳区域内でのサーフボードやサップの利用、高波の日の遊泳は禁止されとります。花火や浮き輪は楽しめますので、案内看板や小天橋観光協会の情報を確認して、安全に気ぃつけて楽しんでおくれやすな。

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