海の京都物語 第247話 機音響く丹後ちりめんの蔵、無料で覗けるんえ|日本酒YUTAKA(豊)

•

 「海の京都物語」も第247話を数えますんどす。これまで与謝野町では古墳公園やちりめん街道、加悦鉄道資料館など、丹後ちりめんゆかりの町並みをあちこち訪ね歩いてきましたなあ。

 今回は少し視点を変えて、今も現役で機音が響く「丹後ちりめん歴史館」へお邪魔してみますんえ。

🏭 明治36年創業、今も現役の機屋どす

 丹後ちりめん歴史館は、明治36年(1903)創業の老舗機屋が営む施設どす。昭和34年(1959)の天皇陛下ご成婚の折には、ここで織られた白生地が結納の品としてお使いになられたという、名門中の名門どすえ。

 驚くのは、この歴史館が単なる展示施設やないいうことどす。織りと染めの一貫生産工場が今もそのまま稼働しとって、その現場をくぐり抜けながら見学する形になっとりますんや。

 館内に一歩入ると、カシャン、カシャンと織機の立てる音が絶え間なく響いて、糸の匂いがふわりと漂いますんえ。百年を超えて受け継がれてきた仕事の気配を、肌で感じる瞬間どす。

🧵 動く織機の前に立つ、という体験

 館内では、実際に稼働する織機でシルクスカーフが織り上げられていく様子を間近で見学できますんどす。経糸と緯糸が目まぐるしく交差して、一枚の布地へと姿を変えていく過程は、何度見ても見飽きしまへん。

 予約をすれば、手織りコースター作り体験もできるそうどす。自分の手で糸を通してみると、丹後ちりめん独特のしぼがどうやって生まれるんか、ほんのりと分かった気になりますなあ。

🛍️ シルク製品の直売所、そして入館無料という懐の深さ

 館内には、丹後ちりめんの小物や着物の白生地、シルクのスカーフやはぎれなどを扱う、日本最大級規模ともいわれるシルク製品の直売所も併設されとります。

 これだけの見応えがありながら、入館は無料どす。駐車場も50台分用意されとって、観光バスでも気軽に立ち寄れる懐の深さが、与謝野町らしいなあと思いますんえ。

📍行っ得メモ

・所在地:京都府与謝郡与謝野町岩屋
・営業時間:9時~17時、年中無休(入館無料)
・アクセス:京都丹後鉄道・与謝野駅からタクシーで約10分

 機音の響く現場に立ち会うたび、丹後ちりめんいうんは「過去の遺産」やのうて「今も生きとる仕事」なんやと、しみじみ思い知らされますんえ。

 そんな現役の機屋を訪ねた帰り道、ひんやり冷やしたYUTAKAをガラスの酒器でいっぱい傾けますんどす。きりっと澄んだ喉越しが、絶え間のう織機の前に立ち続けてきた職人さんらの仕事ぶりと重なって、静かな満足感がじんわり広がりますんえ。

ほな、また次回のお楽しみに。

これからもどうぞよろしくお願いします。

大吟醸KYOTO YUTAKAを見る/購入する

FAQ
Q. 入館料はかかりますか?
A. 丹後ちりめん歴史館の入館料は無料どす。明治36年創業の老舗機屋が、織りと染めの一貫生産工場をそのまま公開しとって、今も稼働する織機を間近で見学できますんえ。気軽に立ち寄ってほしい施設どす。

Q. 営業時間や定休日はどうなっとります?
A. 営業時間は9時から17時までで、年中無休どす。駐車場も50台分用意されとって、観光バスでも気軽に立ち寄れますんえ。予約があれば手織りコースター作り体験もできるそうなので、時間に余裕を持って訪ねてみておくれやす。

Q. 手織り体験はできますか?
A. 予約をすれば、手織りコースター作り体験ができますんどす。経糸と緯糸を自分の手で通してみると、丹後ちりめん独特のしぼがどないして生まれるんか、ちょっとだけ分かった気になりますえ。

Q. YUTAKAはどう楽しむのがおすすめどすか?
A. ひんやり冷やして、ガラスの酒器でいっぱい傾けるのがおすすめどす。きりっと澄んだ喉越しが、丹後ちりめんの機屋で一心に働く職人さんらの仕事ぶりと重なって、静かな満足感を味わえますんえ。

0件のコメント
ブログに戻る

コメントを残す

コメントは公開前に承認される必要があることにご注意ください。