海の京都物語 第276話 京丹後・宮津・与謝野またぐ鼓ヶ岳どす、成相寺の逆杉仰ぎ日置見下ろす秋の山歩き楽しんできましたんどすえ|日本酒YUTAKA(豊)

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 海の京都物語もいよいよ第276話どす。舞鶴に伊根、京丹後に与謝野と旅してきましたが、今日はまた宮津に戻ってきましたんえ。これまで天橋立や智恩寺、獅子崎稲荷さんに世屋高原と、宮津の名だたるスポットをあれこれ訪ねてきましたが、今回はちょっと目先を変えて、宮津と京丹後と与謝野、三つの町境にどっしり座る「鼓ヶ岳」いう山に登ってみることにしましたんどす。

 十月に入って、朝晩はめっきり涼しゅうなってきましたなあ。山の木々もぼちぼち色づき始める頃合いどすし、こないな季節こそ、宮津湾を見下ろす山歩きにはちょうどええんどす。日置の里を足元に見下ろしながら、標高569メートルの頂をゆるゆる目指す、秋の始まりの一日をご案内させてもらいますえ。

🏔️ 三つの町境にそびえる鼓ヶ岳どす

 鼓ヶ岳は標高569メートル、京丹後市と宮津市、与謝郡与謝野町の三つの自治体にまたがる山どす。山頂は宮津市字畑にあって、中腹に建つ成相寺にちなんで「成相山」いう別名でも呼ばれてますんやで。

 麓の傘松公園あたりから登山道が延びとって、車やったら丹後縦貫林道を使うて山頂近くまで上がることもできますんどす。ゆったり歩いても駆け足でも、三つの町を一度にまたげる山いうのは、なかなかあらしまへんえ。

⛰️ 山頂から見渡す丹後の山並みどすえ

 山頂に立つと、天橋立が見え隠れするほか、丹後半島でいちばん高い高山、京都と福井の府県境にそびえる青葉山、鬼退治の伝説で知られる大江山、福知山の三岳山まで、ぐるり丹後の名だたる山々を一望できますんどす。

 風に吹かれながら遠くの稜線を数えていくと、海の京都いう呼び名がほんまによう似合う土地柄やなあと、しみじみ思わされますんえ。汗かいて登った甲斐があるいうもんどす。

🌲 成相寺の境内に立つ六百年の逆杉どすえ

 中腹の成相寺は西国三十三所第二十八番札所どすが、境内には樹齢約600年、樹高25メートルの「逆杉」いう大杉があって、京都の自然200選にも選ばれてますんどす。

 見上げるほどの太さと高さに、ただただ圧倒されますんえ。長い歳月を風雪に耐えて立ち続けてきた姿を前にすると、山をのぼってきた足の疲れも、すうっと引いていくような気ぃがしますんどすなあ。

🏞️ 中腹の展望所から日置の里を望むんどす

 中腹の成相山パノラマ展望所からは、天橋立に阿蘇海、宮津湾までをぐるりと見渡せますんどす。山のふもとに広がる日置は、畑川と世屋川が注ぐ宮津湾沿いの里で、古くは「丹後国風土記」逸文にもその名が残る土地なんえ。

 眼下にちらと見える日置の家並みを眺めとったら、山も海も里もひと続きになって、ようこの土地を「海の京都」て呼ぶんやなあと、あらためて納得させられますんどすえ。

📍行っ得メモ

・アクセス:登山道は傘松公園付近から、車なら丹後縦貫林道で山頂近くまで
・見どころ:成相寺の逆杉(樹齢約600年、京都の自然200選)、成相山パノラマ展望所
・ひとこと:初級向けのコースどすが、山歩きの装備と秋の防寒はお忘れのう

 三つの町境をまたいで立つ鼓ヶ岳、海と里と山がひと目で分かる眺めに出会えて、ほんまに来てよかったと思いましたんどす。これから紅葉が深まっていく頃にまた登ってみたい、そないな山どすなあ。

 山歩きの汗が引いた夕刻、冷やでキリッと冷えたYUTAKAをすっと喉に通すのがまた格別どす。切子のぐい呑みに注いで、山頂で数えた山々を思い出しながらひと口。すっきりとした吟醸の香りが、秋の澄んだ空気とよう重なりますんえ。

ほな、また次回のお楽しみに。

これからもどうぞよろしくお願いします。

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FAQ
Q. 鼓ヶ岳はどこにある山どすか?
A. 鼓ヶ岳は標高569メートルの山で、京丹後市と宮津市、与謝野町の三つの自治体にまたがってますんどす。山頂は宮津市字畑にあり、中腹の成相寺にちなんで成相山とも呼ばれとります。宮津市日置の里の奥にそびえる、三市町の境に立つ山どすえ。

Q. 登山の難易度はどれくらいどすか?
A. 麓の傘松公園付近から登山道が延びとって、初級向けのコースとして紹介されてますんどす。車なら丹後縦貫林道を使うて山頂近くまで上がることもできますし、ご自身の体力に合わせて歩き方を選べるんがええところどすえ。

Q. 成相寺の逆杉とはどんな木どすか?
A. 成相寺の境内に立つ樹齢約600年、樹高25メートルの大杉どす。京都の自然200選にも選ばれとって、長い歳月を風雪に耐えて立ち続けてきた姿は見上げるだけで圧倒されますんどすえ。

Q. 山歩きの後にはどないな飲み方がおすすめどすか?
A. 山歩きで火照った体には、キリッと冷やしたYUTAKAがよう合いますんどす。切子のぐい呑みでひと口いただくと、すっきりとした吟醸の香りが秋の澄んだ空気とよう重なって、登った疲れもほろりと和らぎますえ。

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