海の京都物語 第289話 地下九百五十メートルから湧く昭和五十六年開湯の美人の湯、夕日ヶ浦のブランコで揺れる極上の夕景どすえ|日本酒YUTAKA(豊)
「海の京都物語」も気づけば289話。これまで丹後半島の伝説や蔵元、神社仏閣、特産品と、海の京都の奥深さをあちこち覗いてきたどすな。
今回訪ねるんは、京丹後市網野町の海沿いに広がる「夕日ヶ浦温泉」どす。隣の木津温泉は千二百年の歴史を背負う古湯どすけど、夕日ヶ浦温泉は昭和五十六年(1981年)に開かれた、比較的新しい温泉地なんどすえ。
♨️地下950メートルから湧く『美人の湯』
夕日ヶ浦温泉のお湯は、地下950メートル付近から豊富に湧き出す単純温泉どす。無色透明でトロッとした肌触りが特徴で、神経痛や筋肉痛、関節痛、疲労回復、冷え性、痔疾などに効くとされとります。
入浴後もポカポカ感がしばらく続いて、肌がツルツルになることから「美人湯」として親しまれとるんどすえ。地元の宿では源泉かけ流しで提供しとるところも多いそうどす。
🌅日本の夕陽百選、水平線に沈む夕日
夕日ヶ浦の名の通り、この海岸は「日本の夕陽百選」にも選ばれとる夕日の名所どす。春から夏にかけて水平線にゆっくり沈んでいく夕日は、息をのむ美しさどすえ。
温泉街からそのまま浜辺に出て、潮風に吹かれながら茜色に染まる空を眺める。そんな贅沢な時間が、ここでは日常の延長にあるんどす。
🌊砂浜のフォトスポット『ビーチブランコゆらり』
白い砂浜には、高さ5メートル・幅4メートルの木製ブランコ「ビーチブランコゆらり」が常設されとって、人気のフォトスポットになっとります。2020年の秋には「YUHIGAURA」の文字モニュメントも登場し、日没後はライトアップもされるそうどす。
2023年には「温泉総選挙」の絶景部門で第1位に選ばれたと聞いて、やっぱりなと頷いてしもたどす。ブランコに揺られながら眺める夕景は、何度見ても見飽きひんのどすえ。
📍行っ得メモ
・最寄り駅は京都丹後鉄道「夕日ヶ浦木津温泉駅」どす
・代表的な日帰り施設「夕日ヶ浦温泉 花ゆうみ」は京丹後市網野町木津256-1、グランピング施設(全10棟)も併設されとります
・ブランコや夕景を楽しむなら日没時刻に合わせて浜辺に出るのがおすすめどす(日没時刻は季節により変わるため訪問前に要確認)
千二百年の木津温泉と、昭和に生まれたばかりの夕日ヶ浦温泉。同じ浜を分け合いながら、古い湯と新しい湯が寄り添うてる姿に、丹後の懐の深さを感じたどす。
この美人の湯のあとには、ぬる燗のYUTAKA(豊)がよう似合うんどす。純米大吟醸らしい柔らかな米の旨味が、温泉でほぐれた体にじんわり染み込んでいく。盃を傾けながら水平線に沈む夕日を眺めたら、きっと京丹後の夜が一段と愛おしゅうなるはずどすえ。
ほな、また次回のお楽しみに。
これからもどうぞよろしくお願いします。
FAQ
Q. 夕日ヶ浦温泉はいつ開かれたんどす?
A. 夕日ヶ浦温泉は昭和五十六年(1981年)六月に開かれた、比較的新しい温泉地どす。地下950メートル付近から単純温泉が豊富に湧き出しており、無色透明でトロッとした肌触りが特徴どす。隣接する木津温泉は千二百年の歴史を持つ古湯どすが、夕日ヶ浦温泉はまた違う魅力を持った温泉どすえ。
Q. どうして『美人の湯』言われるんどす?
A. 夕日ヶ浦温泉のお湯は入浴後も体がポカポカと温まり続け、肌がツルツルになる効果があると言われとります。神経痛や筋肉痛、関節痛、疲労回復、冷え性、痔疾などにも効くとされ、地元の宿では源泉かけ流しで提供しとるところも多いそうどすえ。
Q. ビーチブランコゆらりってなんどす?
A. 夕日ヶ浦海岸の白い砂浜に常設された、高さ5メートル・幅4メートルの木製ブランコどす。2020年秋には『YUHIGAURA』の文字モニュメントも登場し、日没後にはライトアップもされるそうどす。2023年の温泉総選挙では絶景部門第1位に選ばれた人気のフォトスポットどすえ。
Q. 夕日ヶ浦温泉へはどうやって行くんどす?
A. 最寄り駅は京都丹後鉄道の『夕日ヶ浦木津温泉駅』どす。駅から温泉街や夕日ヶ浦海岸まで歩いて行ける距離にあり、代表的な施設『夕日ヶ浦温泉 花ゆうみ』にはグランピング施設も併設されとります。日没時刻は季節で変わるので、訪れる前に要確認どすえ。
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