海の京都物語 第294話 シャッター通りが月に一度賑わう、福知山・新町商店街のワンダーマーケットにお邪魔してきたんどす|日本酒YUTAKA(豊)
海の京都物語も第294話を数え、元伊勢三社や大江山の酒呑童子伝説、ゆらのガーデンの花々など、福知山市のあちこちをご一緒させてもろてきました。
せやけど今回は、明智光秀公や福知山城から少し離れて、城下町のただ中にある「商店街」にスポットを当ててみようと思うんどす。普段は静かなアーケードが、月にいっぺんだけガラッと表情を変えるという、ちょっと面白い場所どす。
🏮新町商店街、城下町が育てたアーケード
新町商店街は福知山城の城下町として栄えた一角どす。アーケードの下には今もぎょうさんの店が軒を連ねとって、かつては土曜の夜市やお城まつりのころには、えらい賑わいを見せとったそうどす。
せやけど時代の流れには勝てんもんで、平日の昼間は多くのシャッターが下りたまんま。ひと気の少ない通りに差し込む光が、昭和の面影を残す看板をやわらこう照らしとって、カメラを構えとうなる風情があるんどす。
🎪福知山ワンダーマーケット、月にいっぺんの「わくわく」
このままやったらあかんと、中心市街地に約200軒ともいわれる空き店舗・空き家を何とか活かそうと始まったんが「福知山ワンダーマーケット」どす。丹波市の「丹波ハピネスマーケット」なんかも参考にしながら、実行委員8名と福知山公立大学の学生さんらが力を合わせて育ててきはったそうどす。
開催は季節に応じた第4日曜の10時から15時ごろが中心で、毎月必ずというわけやのうて無理のう続けるやり方を探っとるとのこと。出店は地元の飲食や雑貨など約50から60店ほどといわれ、多い回には2000人を超す人出になることもあるそうどす(開催日は公式情報で要確認え)。
シャッターの下りとった通りに、いつもは見かけん品物を並べた屋台がずらり。店主さんと世間話をしながら掘り出し物を探すあの時間は、肩の力がふわっと抜けるような、ええ塩梅の居心地どす。
🔨アーキテンポ、空き家に灯った新しい灯り
新町商店街の一角にある「アーキテンポ」は、30年以上も空き家やった紳士服店を改装して、2019年の春に生まれ変わったキッチン付きのレンタルスペースどす。
古い建物の骨組みをそのまま活かした空間に、若い世代の笑い声やコーヒーの香りが満ちとって、眠っとった空き家にもういっぺん灯がともった、そんな景色どす。
📍行っ得メモ
・会場は福知山市新町の「新町商店街」(福知山城下町エリア)
・「福知山ワンダーマーケット」は季節に応じた第4日曜10時~15時開催予定(毎月ではないため公式SNS・HPで要確認)
・出店は約50~60店ほど、地元の飲食や雑貨など掘り出し物が並ぶ(来場者数・開催日は要確認)
シャッターが下りた通りにも、月にいっぺんの賑わいが戻ってくる。そんな商店街の呼吸みたいなもんを見とると、まちの時間がゆっくり巡っとるんやなあと、しみじみ感じ入ってしまいますんどす。
マーケットをひと巡りしたあとは、ひんやり冷やしたYUTAKAをすっと切子のグラスに注いで、ひと息つくんがええんどす。きりっとした喉ごしの奥に広がるふくよかな米の甘みが、掘り出し物を見つけた高揚感とよう馴染んで、商店街の静けさと賑わいの両方を、口の中でもういっぺん味わい直せるような、そんなひとときになるえ。
ほな、また次回のお楽しみに。
これからもどうぞよろしくお願いします。
FAQ
Q. 新町商店街はどこにあるんどす?
A. 福知山市新町にあるアーケード商店街で、かつては福知山城下町の中心として賑わいました。現在は普段静かなものの、月に一度開催される「福知山ワンダーマーケット」の日には大勢の人で賑わいます。詳しい場所やアクセスは公式情報で確認するのがおすすめどす。
Q. 福知山ワンダーマーケットって何どす?
A. 新町商店街の空き店舗・空き家活用をきっかけに始まったマーケットで、地元の飲食や雑貨など約50~60店が出店するといわれています。開催は季節に応じた第4日曜が中心で、多いときは2000人を超す人出になることもあるそうどす。日程は公式SNSでの確認がおすすめえ。
Q. いつ行けば賑わいが見られますか?
A. 「福知山ワンダーマーケット」が開かれる日が狙い目どす。ただし毎月必ず開催されるわけではなく、季節に応じて第4日曜を中心に予定されているとのことなので、お出かけ前に公式インスタグラムやホームページで最新の開催情報を確認してから向かうと安心どす。
Q. アーキテンポって何のお店どすか?
A. 新町商店街にある、長く空き家だった紳士服店を改装して2019年春に誕生したキッチン付きのレンタルスペースどす。空き家が新しい使われ方で息を吹き返した例のひとつで、商店街の今後の活用のヒントにもなっている場所やと思いますんどす。
京都 丹後