海の京都物語 第382話 由良川のやな場で鮎跳ねる、山家の秋はほんまにええ季節どす|日本酒YUTAKA(豊)

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 「海の京都物語」、第382話は綾部市どす。これまでグンゼの記念館や大本の梅松苑、黒谷和紙に弥仙山と、山あいのまち綾部のあちこちをご紹介してきましたなぁ。

 今日お届けするんは、由良川のほとりで秋口にだけ見られる、素朴な漁の風景どす。綾部市山家、下原町のあたりで毎年9月に開かれる「やな漁」のお話どす。

🐟 由良川のやな漁ってなんどす?

 やな漁は、川の中に打った杭に簀の子状の「梁(やな)」を斜めに仕掛けて、流れ落ちてくる魚を受け止める、昔ながらの漁法どす。綾部市下原町野毛川原、由良川河畔の特設会場で、あやべ山家観光やな漁保存会が毎年9月1日から9月30日まで、朝10時ごろから午後3時ごろまで開いてはります。

 杭と梁だけのいたってシンプルな仕掛けやのに、流れに乗って跳ねる鮎が次々と梁の上に落ちてくる様子は、見ているだけで飽きんのどす。川音と、網を手にした人らの声が混じって、山家の夏の終わりから秋口にかけての一幅の風景になってますんや。

🍚 鮎の塩焼きと鮎めしの香り

 会場では獲れたての鮎を使った塩焼きや鮎めしも販売されてます。由良川は京都府でも屈指の鮎の産地とされ、綾部市の特産品としても鮎が挙げられてますんや。炭火でじっくり焼かれた鮎の香ばしいにおいが、河原いっぱいに漂いますえ。

 子どもらが川面を跳ねる鮎に歓声をあげ、大人らは焼きあがるのを待ちながら、ちょっとした川床気分を味わう。そんなのんびりとした時間が流れる、この時期ならではの綾部の楽しみどす。

🌊 由良川と山家の歴史

 由良川にはかつて鮭も遡上していたと伝わっており、今も福知山市や綾部市などで稚魚の放流が続けられてますんや。山家の地は由良川舟運の要所としても知られ、川とともに暮らしを営んできたまちどす。

 増水や大雨のときは中止になることもあるよって、出かける前には山家公民館などへ確認してから向かわはるのがよろしいな。自然の川を相手にする漁やからこそ、毎年違う顔を見せてくれますんや。

📍行っ得メモ

・開催期間:毎年9月1日~9月30日ごろ(例年の目安、年により変更の可能性あり、要確認)
・開催時間:10時ごろ~15時ごろ
・会場:京都府綾部市下原町野毛川原、由良川河畔特設会場
・アクセス:JR綾部駅からあやバス上林線で「山家」下車、徒歩約20分/京都縦貫自動車道「京丹波わちIC」から車で約6km
・問い合わせ:山家公民館(増水時など中止の場合あり、事前確認がおすすめどす)

 杭と梁だけのシンプルな仕掛けで、川の恵みをいただく。派手さはないけんど、由良川と共に生きてきた山家の人らの知恵と工夫がぎゅっと詰まった、ほっこりする秋のひとときどす。

 炭火で香ばしく焼いた鮎の塩焼きには、よう冷えた純米大吟醸YUTAKAをきりりと一献。鮎の脂と塩気に、すっきりとした吟醸の香りが寄り添うて、川風にあたりながら杯を重ねとうなる。鮎めしのほっこりした甘みには、常温でゆるりといただくのも、またよろしいなぁ。

ほな、また次回のお楽しみに。

これからもどうぞよろしくお願いします。

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FAQ
Q. やな漁はいつ見られますか?
A. あやべ山家観光やな漁保存会により、毎年9月1日から9月30日ごろまで、京都府綾部市下原町野毛川原の由良川河畔特設会場で開かれてます。時間は10時ごろから15時ごろまでが目安どす。増水や天候によって急きょ中止になることもあるよって、出かける前に山家公民館などへ確認してから向かわはるのがよろしいな。

Q. やな漁とはどんな漁法どすか?
A. 川の中に打った杭に、簀の子状の「梁」を斜めに仕掛けて、流れ落ちてくる魚を受け止める昔ながらの漁法どす。由良川の自然な流れをそのまま生かした仕掛けで、鮎が梁の上に跳ね上がる様子を間近で見学できますんや。

Q. 会場ではどんな食べ物が楽しめますか?
A. 獲れたての鮎を使った塩焼きや鮎めしが会場で販売されてます。由良川は京都府でも屈指の鮎の産地とされ、綾部市の特産品のひとつにも鮎が挙げられてますんや。炭火で焼かれる鮎の香ばしいにおいが河原いっぱいに漂い、秋の訪れを感じさせてくれますえ。

Q. 会場へはどうやって行けますか?
A. JR綾部駅からあやバス上林線に乗って「山家」で下車し、徒歩約20分どす。車の場合は京都縦貫自動車道の京丹波わちICから約6kmで、無料駐車場も20台分用意されてます。詳しい時刻や最新情報は、出かける前に山家公民館などへ確認しはるのがおすすめどす。

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