海の京都物語 第98話 標高400mの高原牧場、碇高原で牛と羊と海を望む|日本酒YUTAKA(豊)

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 中の人です。海の京都物語も第98話まで来ましたどすなあ。丹後町を巡るのは今回で二度目、前回までは経ヶ岬灯台や立岩、間人ガニといった「海の丹後町」を中心にお届けしてきましたが、今日はちょっと目線を変えて、丹後町の「山の上」にご案内したいと思います。

 行き先は丹後町碇(いかり)にある「碇高原牧場」。正式には京都府農林水産技術センター畜産センターという、れっきとした府の畜産施設どすが、地元では昔から「碇高原」の愛称で親しまれてきた、海を見渡す牧場なんどす。

🐄高原に広がる88ヘクタールの牧草地

 碇高原牧場は、丹後町碇の高原地帯、標高約400mの場所に広がる総合牧場どす。その広さはなんと約88ヘクタール。京都府の農林水産技術センターが管理する畜産研究施設で、牛や馬などの飼育・研究を行いながら、一般の観光客にも開放されているという、ちょっと珍しい場所なんどす。

 高原一帯は丹後天橋立大江山国定公園の一部にも含まれていて、ゆるやかに波打つ草原の向こうには日本海がきらきら光っているのが見えます。海沿いの町からくねくねと山道を上がった先に、こんな開放的な景色が待っているとは、初めて訪れた人はきっと驚くはずどす。

🐑ふれあい広場で牛・馬・羊とのんびり

 牧場内の「ふれあい広場」では、牛や馬、ヤギ、ヒツジ、ポニーといった動物たちと間近でふれあうことができます。青い空と緑の草原を背景に、のんびり草を食む羊たちを眺めているだけで、日頃のせわしなさをすっかり忘れてしまうような、そんな時間が流れてます。

 敷地内には遊歩道や展望デッキ、ステーキハウスもあり、高原の風景を眺めながら地元の牛肉料理を味わうこともできるんどす。テニスコートやキャンプ場も整備されていて、家族連れから写真好きの方まで、それぞれの楽しみ方ができる場所どす。

🌌春の放牧から、夜は満天の星空へ

 碇高原の魅力は昼だけやおへん。春になると牛たちが冬ごもりを終えて広い草原へ放牧される、高原らしい季節の風物詩もあります。夏は緑がいっそう濃くなり、秋には空気が澄んで、日本海と草原のコントラストがより鮮やかに映える季節どす。

 そして日が暮れたら、今度は星空の出番。街灯りから離れた標高約400mの高原は、京丹後市内でも屈指の星空スポットとしても知られています。海側からの湿った風がふわっと吹き抜ける中、頭上いっぱいに広がる星を眺める時間は、丹後町の海とはまた違った「もうひとつの絶景」を教えてくれます。

📍行っ得メモ

・所在地:京都府京丹後市丹後町碇(京都府農林水産技術センター畜産センター 碇高原牧場)
・アクセス:京都丹後鉄道 峰山駅から車で約30~40分
・営業時間:おおむね8時30分~17時15分ごろ(ふれあい広場は終日開放、施設により9時~17時の案内もあり)
・冬季休業:積雪のため冬期(12月頃~3月頃)は一部施設が閉鎖されるので、訪問前に必ず京都府畜産センターへご確認どす
・入場・駐車場:入場無料、駐車場あり(問い合わせ:0772-76-1121)

 高原からの帰り道、車の中でずっと海の匂いのする風を感じながら、今日見た景色を思い出してました。牛や羊がのんびり草を食んでいた、あの広い空の下。夜になったら満天の星が広がっていたはずのあの場所。

 そんな余韻を抱えたまま、家に帰って純米大吟醸「豊-YUTAKA-」をひとくち。すっと澄んだ吟醸香と、やわらかな米の甘みが、高原の澄んだ空気を思い出させてくれるような、そんな一杯どした。丹後町の海と山、両方を知ってから飲むYUTAKAは、また一段と味わい深く感じます。

ほな、また次回のお楽しみに。

これからもどうぞよろしくお願いします。

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FAQ
Q. 碇高原牧場はどこにありますか?
A. 京都府京丹後市丹後町碇にある、京都府農林水産技術センター畜産センターが管理する牧場どす。標高約400mの高原に約88ヘクタールの牧草地が広がっていて、日本海を見渡す景色が自慢の場所どす。

Q. 動物とふれあうことはできますか?
A. はい、園内の「ふれあい広場」で牛や馬、ヤギ、ヒツジ、ポニーなどとふれあうことができます。開放的な草原の中でのんびり過ごす動物たちを間近で見られるので、お子さん連れにも人気どす。

Q. 冬でも行けますか?
A. 積雪のため冬期(おおむね12月頃~3月頃)は一部施設が閉鎖される場合があります。季節によって営業状況が変わるので、訪問前に京都府畜産センター(0772-76-1121)へ確認してからお出かけくださいね。

Q. YUTAKAはどんな時に飲むのがおすすめどすか?
A. 高原の澄んだ空気や星空を思い出しながら、家でゆっくり味わっていただくのがおすすめどす。純米大吟醸ならではの華やかな吟醸香とすっきりした後味が、旅の余韻をやさしく引き立ててくれますえ。

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