海の京都物語 第36話 🚇 私財をなげうった人がおったから、今があるんどす
こんにちは、中の人どす🙋
「宮津に、明治時代のトンネルが今も現役で残ってるんどすよ」
友人にそう伝えると、「え、そんな古いトンネル、今も使えるん?」と驚いてました。
向かった先は、栗田峠に佇む撥雲洞(はつうんどう)トンネル🚇
⛏️ 私財をなげうった人がいたんどす
このトンネル、実は一人の人物の情熱から生まれたもんどす。
波路村(今の宮津市波路)に住んでた売間九兵衛(うるまくへい)さんという方。
栗田峠は、荷物を担いで越えなあかんほどの難所やったそうどす。
九兵衛さんは、私財をなげうってトンネルの開通に尽力し、京都府にも働きかけて、ついに計画が実現したんどす。
「一人の想いから、こんな大きな工事が始まったんやね」
友人、九兵衛さんの情熱に感心してました。
🏔️ 明治19年、日本最初期の近代トンネルどす
撥雲洞トンネルが完成したのは、明治19年(1886年)。
全長126m、幅員4.7mの石造りの隧道は、我が国最初期の近代トンネルの一つと言われてます。
坑門には、当時の京都府知事・北垣国道が揮毫した扁額。
西側の波路地区には「撥雲洞」、東側の上司地区には「農商通利」の文字が刻まれてるそうどす。
「知事さんが直接文字を書かはったんや。当時、どれだけ大事な工事やったか分かるなぁ」
友人のその一言、まさにその通りやと思いました。
🌉 「宮津に過ぎたるもの」と言われたんどす
トンネル工事で出た花崗岩は、宮津市役所横の「めがね橋」(大手橋)にも使われました。
地元では「丹後の宮津に過ぎたるものは、波路のトンネルとめがね橋」と言われるほど、立派な出来栄えやったそうどす。
一つの工事から、二つの誇るべき建造物が生まれた。
「もったいない」やのうて「過ぎたるもの」って、最上級の褒め言葉どすなぁ。
📍 行っ得メモ
・住所:京都府宮津市字波路〜字上司(栗田峠)
・国登録有形文化財(2008年登録)
・トンネルを抜けた先には宮津市運動公園がある
・馬蹄形の石造坑門は今も当時の姿を保っている
130年以上前の技術と情熱を、その目で確かめてみてください🚇
🍶 YUTAKAと楽しむ、想いを受け継ぐ一杯
一人の情熱が、130年以上たった今も残る景色を作った。
そんな話を聞いたあとに味わう、京都丹後・宮津の純米大吟醸 KYOTO YUTAKA。
大切な人を想う気持ちも、土地を想う気持ちも、時代を超えて受け継がれていくもの。
そんな物語ごと、味わっていただけたら嬉しいです。
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宮津には、一人の情熱から生まれたトンネルがあります。
130年以上、今も現役の姿があります。
そして「宮津に過ぎたるもの」と称えられた、誇るべき景色があります。
栗田峠を訪れたら、ぜひこの撥雲洞トンネルにも足を運んでみてください。
先人の想いに、きっと触れられるはずどす🚇
そして今日も、YUTAKAを一杯🍶
みなさんは、誰かの情熱から生まれたものに触れたこと、ありますか?よかったらコメントで教えてくださいね💬
ほな、また宮津でお会いしましょうなぁ🚇✨
京都 丹後