海の京都物語 第203話 明智光秀はんの城普請から生まれた福知山踊り、十六手数のドッコイセ踊りは日本一難しい盆踊りどすえ|日本酒YUTAKA(豊)

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 海の京都物語も気ぃついたら203話どす。前回までいろんな海辺の町やまちなかの祭りをめぐってきましたけど、今日は少し内陸に入って、福知山市のお盆の風物詩「福知山踊り」のお話をさせてもらいますえ。

 福知山言うたら明智光秀はんが治めたはったお城のまち。その光秀はんゆかりの盆踊りが、今も夏の夜を彩ってるんどす。

🏯 光秀はんの城普請から生まれた掛け声

 福知山市の公式サイトによりますと、福知山踊り(福知山音頭と踊)の起源は天正年間、織田信長はんの命を受けた明智光秀が丹波地方を平定したのち、福知山城を大改修した際にまで遡ると伝えられてるんどす。石材や木材を城まで運ぶのに、人夫たちが「ドッコイセ、ドッコイセ」と手振り足振り面白う唄い出したんが始まりやと言われてますのや。

 その後、幾多の変遷を経て、幕末の慶応の頃に今の踊りの型に統一されたとされ、福知山市指定の無形民俗文化財にもなってますのや。

 うちが思うに、石を運ぶしんどい力仕事に、ふと拍子つけて唄うたはった領民さんらの姿を想像すると、なんや温かい気持ちになりますなあ。掛け声一つで場の空気が変わる、そんな知恵が何百年も前から福知山に息づいてたんどすなあ。

🕺 十六手数の「日本一難しい盆踊り」

 福知山踊振興会はんによりますと、福知山踊りの振り付けには十六もの手数があり、盆踊りとしては珍しいほど複雑なんやそうどす。左右非対称の動きも特徴で、全国民謡コンクールで2位に入賞したこともあるんやとか。こんな複雑な民踊が200年以上も受け継がれてるんは福知山だけやと言われてますのや。

 一部では、この複雑な振り付けが脳の活性化につながるとも紹介されてますけど、この点は一次資料までは確認できてへんので「要確認」としときますね。振興会はんは今も「日本一難しい盆踊り」として踊りを広めてはります。

 見よう見まねで踊ってみても、手と足がちぐはぐになってしまうくらい奥が深い踊りどす。それでも輪になって踊るうちに、いつのまにか隣のおひとと息がぴったり合うてくる、あの一体感がたまらんのどすなあ。

🎆 福知山ドッコイセまつりの夜

 福知山踊りは、毎年お盆の時期に開かれる「福知山ドッコイセまつり」で披露されます。福知山観光協会公式サイトによりますと、2026年は8月14日(金)に広小路通り・御霊公園で、8月25日(火)には福知山駅北口公園で「市民総踊り」が行われる予定どす。入場は無料で、屋台も並ぶんどす(荒天の場合は中止)。

 8月14日には子ども向けの「ドッコイセこども大会」もあって、小学生からお年寄りまで、世代を超えてみんなで輪になって踊らはるんが福知山らしいところどす。

 提灯の灯りの下、太鼓の音に合わせて「ドッコイセ、ドッコイセ」の掛け声が夜風に乗って響く様子は、きっと昔からそう変わってへんのやろなあと思わせてくれますのや。

📝 令和にも受け継がれる踊りの輪

 2019年には福知山踊りの新しい歌詞が公募され、時代に合わせて更新されたそうどす。福知山踊振興会はんは2026年にも、新潟で開かれた全国民踊講習会に招かれて福知山踊りを教えはったと、地元紙の両丹日日新聞さんが伝えてはります。

 福知山生まれの踊りが、遠く離れた土地でも新しい踊り手さんを増やしてる思うと、なんや嬉しなりますなあ。地元だけやのうて、全国に輪が広がっていく踊りどすなあ。

📍行っ得メモ

・福知山ドッコイセまつり2026:8月14日(金)広小路通り・御霊公園、8月25日(火)福知山駅北口公園で開催予定(入場無料・少雨決行、荒天中止)
・福知山踊りは福知山市指定無形民俗文化財、振り付けは十六手数の複雑な盆踊りどす
・アクセスはJR福知山駅から会場まで徒歩圏内、詳しい交通規制や最新日程は福知山観光協会公式サイトでご確認くださいね

 何百年も前の掛け声が、令和の今も夜空に響いてるて思うと、踊りいうのはほんまに時代を超える力を持ってますのやなあ。

 そんな夏祭りの夜には、キリッと冷えた純米大吟醸KYOTO YUTAKAを、ガラスのぐい呑みで一杯どうどす。10度前後によう冷やして口に含むと、フルーティな香りがすっと鼻に抜けて、踊りで火照ったからだにちょうどええ涼を運んでくれますのや。屋台の焼きとうもろこしなんぞをつまみながら、ドッコイセの余韻に浸る一杯、これがまた格別どすえ。

ほな、また次回のお楽しみに。

これからもどうぞよろしくお願いします。

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FAQ
Q. 福知山踊りの由来は何どすか?
A. 福知山市の公式資料によりますと、天正年間に明智光秀が福知山城を大改修した際、石材や木材を運ぶ人夫たちが「ドッコイセ、ドッコイセ」と唄いながら手足を振ったんが始まりと伝えられてます。その後、幕末の慶応の頃に今の踊りの型に統一されたとされ、福知山市指定の無形民俗文化財になってますのや。

Q. なぜ「日本一難しい盆踊り」なんどすか?
A. 福知山踊振興会はんによりますと、振り付けには十六もの手数があり、盆踊りとしては珍しいほど複雑なんやそうどす。左右非対称の動きも特徴で、全国民謡コンクールで2位に入賞したこともあり、こんな複雑な民踊が200年以上受け継がれてるんは福知山だけやと言われてますのや。

Q. 福知山ドッコイセまつりはいつ開催どすか?
A. 福知山観光協会公式サイトによりますと、2026年は8月14日(金)に広小路通り・御霊公園で、8月25日(火)には福知山駅北口公園で「市民総踊り」が行われる予定どす。入場は無料で屋台も並びますが、開催日程は年によって変わることもあるんで、お出かけ前に公式サイトで最新情報をご確認くださいね。

Q. 誰でも飛び入りで踊れますのやろか?
A. はい、福知山ドッコイセまつりの市民総踊りは一般の方も飛び入り参加できるんどす。振り付けは十六手数と複雑どすけど、見よう見まねで輪に入って踊ってはる方もぎょうさんいてはります。事前に振興会はんの講習会に参加してから臨まはる方も多いようどすので、興味あるお方は公式サイトをチェックしてみてくださいね。

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