海の京都物語 第328話 赤い三角屋根の道の駅「シルクのまち かや」、丹後ちりめんと与謝野野菜に出会う旅のひとときどす|日本酒YUTAKA(豊)
「海の京都物語」も、気づけば328話まで歩いてきたんどす。蛭子山古墳から加悦鉄道資料館、ちりめん街道の旧尾藤家住宅まで、与謝野町のあちこちを巡らせてもろうてきましたなぁ。
せやけど、今日はちょっと違う角度から与謝野町を覗いてみよう思います。旅の途中でふらっと立ち寄れる「道の駅」、それも赤い三角屋根が目印の「シルクのまち かや」どす。地元の野菜と丹後ちりめんが、ひとつ屋根の下に揃うとる、おもしろい場所なんどすえ。
🧵赤い三角屋根が目印の道の駅
道の駅「シルクのまち かや」は、京都府与謝郡与謝野町字滝98にあります。国道176号、地元で「イナロク」と呼ばれる道沿いに建っとって、与謝天橋立インターチェンジから福知山方面へ車で約25分ほどの場所どす。
「かや」は漢字で書くと「加悦」。古くから丹後ちりめんの産地として知られてきたこの町にちなんで、「シルクのまち」という愛称が付けられたんどす。赤い三角屋根の建物が、国道を走る車からもよう目立ちますんえ。
大江山の山並みを背にした駐車場に車を停めて建物に入ると、ふわっと土の匂いと、ちりめんのやわらかい生地の匂いが混じり合うような、不思議な空気に包まれますのや。
🥬よさの野菜とちりめん小物が並ぶ店先
館内の「よさの野菜の駅」コーナーには、与謝野町で育った新鮮な野菜がずらりと並びます。自然循環農業に取り組む生産者さんたちが届けてくれる、朝採れの品々どす。
その隣の売り場には、丹後ちりめんの小物や和装小物、端切れ、正絹帯地を使うた品もぎょうさん並んでますのや。300年以上の歴史を持つ丹後ちりめんの技が、普段使いの雑貨として手に取れるのが、この道の駅ならではどすな。
かごに野菜を詰め込んで、隣でちりめんの小さな巾着をひとつ選ぶ。そんな何気ない買い物の時間が、与謝野町の暮らしをそっと覗かせてくれる気ぃがしますんえ。
🍝与謝野野菜を味わうレストランadriano
館内のレストラン「adriano」では、与謝野町の野菜を中心にした洋食・イタリア料理がいただけます。地元で採れた野菜を主役に据えたメニューが評判どす。
ドライブの合間に立ち寄って、採れたて野菜のパスタをフォークに巻きながら窓の外を見やると、大江山連峰の緑がすぐそこに広がっとります。旅の途中のひと息に、ちょうどええ時間どすえ。
📍行っ得メモ
・住所:京都府与謝郡与謝野町字滝98
・営業時間:9:00〜17:00(12月31日休み)
・アクセス:京都縦貫自動車道(山陰近畿自動車道) 与謝天橋立ICから国道176号経由で福知山方面へ車で約25分
・駐車場:大型4台、普通車94台(うち身障者用2台)
道の駅言うたら、ただの休憩所と思うてましたけど、与謝野町の「シルクのまち かや」は、野菜とちりめん、両方の顔を持つこの町をぎゅっと凝縮したような場所どした。旅の途中にふらっと寄るだけで、与謝野町の今がちょっとだけ見えてくる、そんな道の駅どすわ。
夜になって、その日買うて帰った与謝野野菜の煮物を小鉢に盛って、冷たく澄んだ純米大吟醸YUTAKA(豊)をガラスの酒器に注いでみました。きりっとした吟醸香と野菜のやさしい甘みが、すっと馴染んでいきますんえ。道の駅で過ごした昼間のひとときを思い出しながら、ゆっくり盃を傾ける夜どした。
ほな、また次回のお楽しみに。
これからもどうぞよろしくお願いします。
FAQ
Q. 道の駅「シルクのまち かや」の名前の由来はどすか?
A. 地元与謝野町が、300年以上の歴史を持つ丹後ちりめんの産地として知られてきたことにちなんで、「シルクのまち」という愛称が付けられたんどす。読みは「かや」、漢字では「加悦」と書く地名から取られとります。赤い三角屋根の建物も、この町らしい目印どすえ。
Q. 道の駅へはどうやって行けますか?
A. 京都縦貫自動車道の与謝天橋立インターチェンジから、国道176号、地元で「イナロク」と呼ばれる道を福知山方面へ進むと、車で約25分ほどで到着しますんえ。大江山の山並みを見ながらのドライブになりますよって、道中の景色も楽しんでみとくれやす。
Q. どんな特産品が買えますか?
A. 「よさの野菜の駅」コーナーでは、与謝野町で自然循環農業により育てられた新鮮な野菜が並んどります。隣の売り場には丹後ちりめんの小物や和装小物、端切れ、正絹帯地を使うた品もあって、野菜とちりめん両方のお土産が一度に揃うんどすえ。
Q. レストランではどんな料理が食べられますか?
A. 館内のレストラン「adriano」では、与謝野町でとれた野菜を中心にした洋食やイタリア料理がいただけます。採れたて野菜を使うたパスタなどが評判で、大江山連峰を望みながらのランチは、ドライブの途中のええ休憩になりますんえ。
京都 丹後