海の京都物語 第462話 由良川のやな漁どす、綾部・山家で味わう鮎の塩焼きと鮎めしのほんまのうまさを知ってほしいんどすえ|日本酒YUTAKA(豊)
海の京都物語も第462話を数えますんどす。これまで綾部市では、グンゼや大本、黒谷和紙、綾部バラ園、万願寺甘とうなど、ぎょうさんの魅力をご紹介してきましたなぁ。
今日お届けするんは、山家の由良川で今も続く「やな漁」のお話どす。川の流れをうまいこと利用した、昔ながらの漁法で獲れる鮎の味わい、しっかりお伝えしますえ。
🐟由良川に伝わる梁(やな)漁
由良川は京都府屈指の鮎の産地として知られ、北大路魯山人もその味を賞賛したと伝わっとります。
川の瀬に梁(やな)という仕掛けを組んで、鮎の通り道をふさいで捕る、昔ながらの伝統漁法どす。
ザザーッと流れる由良川の瀬音と、跳ねる鮎の銀色の光。夏の終わりの空気を感じながら眺めとると、時間を忘れてしまいますんどす。
🎣あやべ山家観光やな漁、毎年9月の恒例行事
綾部市下原町の由良川河畔では、あやべ山家観光やな漁保存会の手により、例年9月1日から30日ごろにかけて梁漁が行われとります。
時間は10時ごろから15時ごろまでで、増水時や天候によってはお休みになることもあるそうなので、出かける前の確認がおすすめどす。
川のすぐそばの特設会場で、獲れたての鮎が梁にかかる様子を間近で見学できるんが、ここのええとこどす。
🍚鮎の塩焼きと鮎めし、川の恵みをいただく
会場では鮎の塩焼きや鮎めしが販売され、やな漁見学とあわせて味わうことができます。
炭火でじっくり焼かれた鮎は皮はパリッと、身はふっくら。ほろ苦いワタの風味がたまらん、夏の終わりの味覚どす。
鮎めしは出汁の効いたふっくらご飯に、ほぐした鮎の身がようなじんで、思わずおかわりしとうなる優しい味わいどす。
🐟由良川は鮭も遡る川やった
由良川は、かつて鮭も遡上した川やったと伝わっとり、現在も福知山市や綾部市で稚魚の放流が続けられとります。
鮭が遡る川としては日本海側でも南のほうに位置する貴重な川やそうで、由良川の豊かさを物語っとりますなぁ。
📍行っ得メモ
・あやべ山家観光やな漁/京都府綾部市下原町野毛川原(由良川河畔特設会場)
・開催期間:例年9月1日~30日ごろ 10:00~15:00ごろ(増水時・荒天時は休業の場合あり、事前に確認を)
・アクセス:JR綾部駅からあやバス上林線「山家」下車徒歩約20分/京都縦貫自動車道「京丹波わちIC」から約6km
・駐車場:20台(無料)
・問い合わせ:あやべ山家観光やな漁保存会(期間中080-8538-0219)、山家公民館(0773-46-0345)
川の瀬音を聞きながら頬張る鮎の塩焼き、ほんまに綾部の夏の終わりを感じさせてくれる味どす。昔から変わらん漁法と、その場でしか味わえん川魚のうまみに、改めて由良川の恵みのありがたさを教えてもろた気がしますんどす。
炭火で炙った鮎の塩焼きには、きりっと冷やした純米大吟醸YUTAKAを、小ぶりのガラスの冷酒杯でいただくのがようおすすめどす。キレのある米の旨みが鮎の脂とワタの苦みをすっと洗い流してくれて、鮎めしのほっこりした甘みにも、ふわりと寄り添うてくれますんどす。由良川の瀬音を肴に、冷えた一杯をちびりちびりと傾ける贅沢、ぜひ味わってほしいんどすえ。
ほな、また次回のお楽しみに。
これからもどうぞよろしくお願いします。
FAQ
Q. やな漁はいつ見学できますか?
A. あやべ山家観光やな漁は、例年9月1日から30日ごろにかけて、京都府綾部市下原町の由良川河畔で開催されとります。時間は10時ごろから15時ごろまでで、鮎が梁にかかる様子を間近で見学できますが、増水や荒天の際はお休みになることもあるため、出かける前に問い合わせて確認するんがおすすめどす。
Q. 鮎の塩焼き以外にも食べられますか?
A. やな漁の会場では鮎の塩焼きのほか、出汁で炊き込んだ鮎めしも販売されとります。炭火でじっくり焼いた鮎は皮が香ばしく身はふっくら、鮎めしはほぐし身の旨みがご飯によう染み込んで、どちらも由良川の恵みをまるごと味わえる一品どす。両方頼んで食べ比べるんも楽しおすえ。
Q. 由良川のやな漁はいつからの漁法?
A. やな漁は、川の流れを利用して梁(やな)という仕掛けで鮎の通り道をふさぎ捕る、昔ながらの伝統的な漁法どす。由良川は京都府屈指の鮎の産地として知られ、北大路魯山人もその味を賞賛したと伝わっとります。かつては鮭も遡上した川やったそうで、今も稚魚の放流が続けられとるんどす。
Q. 鮎料理にはどんな日本酒が合う?
A. 鮎の塩焼きや鮎めしには、きりっと冷やした純米大吟醸YUTAKAがようお似合いどす。キレのある旨みが鮎の脂とほろ苦いワタをすっきり流してくれて、鮎めしの優しい甘みにも寄り添うてくれます。小ぶりの冷酒杯で少しずつ傾けながら、由良川の瀬音を思い浮かべて味わうんもまた一興どすえ。
京都 丹後